希望の火を 塔和子詩集

f:id:bookface:20190513234353j:plain

 2002年4月、編集工房ノアから刊行された塔和子の詩集。

 

 どんなつらい時も、向こうにかすかながらでも希望の火が見えていれば、人は堪えられるものだ。
 今の私はうなぎであると詩いましたように、人の館にたてこもり自分のような身体不自由者でも、安心して外へ出られる世間になることを、希望として待ちたい。そして大らかな幸福感のおとずれるのを待ちたい。
(「後記」より)


目次

  • 満足
  • 互いにおぎなって
  • 地平
  • 幸福
  • 囲いの中で
  • 映像
  • おいしく食べて
  • 一語(ひとこと)
  • 居ない
  • 危険
  • 果実
  • 青春
  • 今は
  • はさみ
  • わが健康なミューズ様
  • 瞬間を
  • 豊かに身ごもる
  • 希望の火を
  • 待ち時間
  • 画のように
  • 元旦
  • 隣人
  • 赦し
  • 祈り
  • 海の色
  • 孤独
  • 言葉
  • 今はとても
  • 約束
  • 評価

後記

 

書評等

『希望の火を』(喫茶 輪 コーヒーカップの耳)

塔和子詩集『希望の火を』を読んで(美濃千鶴)

 


NDLで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索