1965年11月、紀伊國屋書店から刊行された寺山修司による戦後詩解説書。
目次
第一章 戦後詩における行為
第二章 戦後詩の主題としての幻滅
- 1 「荒地」の功罪
- 2 私は地理が好きだった
- 3 おはようの思想化
第三章 詩壇における帰巣集団の構造
- 1 読みたいの、読まれたいの
- 2 今夜限り世界が―?
- 3 詩人の公生活
第四章 飢えて死ぬ子と詩を書く親と
- 1 人生処方詩集
- 2 難解詩の知的効用
第五章 書斎でクジラを釣るための考察
この本を詩集がわりに読もうとする人たちのためのあとがき
この本のしめくくりとしての私自身のためのあとがき