1943年3月、赤塚書房から刊行された大田洋子の随筆集。装幀は高岡徳太郎。
目次
- 曉は美しく
- 小さなノートより
- 女の小説家
- 讀者
- 于氏のお土産
- 厨
- 馬
- 不幸な讀書
- 男性について
- 晶子の歌
- 藤村の「東西南北」より
- 男を教はる少女たち
- 男
- 男の美しさ
- 謎
- 島
- 勤勞の快さ
- 十二月八日の夜
- 「海女」のこと
- 囚人のごとく
- 「櫻の國」入選の折り求められて
- 文化運動と文化
- 生活の反省
- 働く女性批判
- 女性の道徳
- 生活の端
- 女性の職業の求め方
- ある旅の手帖より
- 天津で會つた兵隊さん
- 支那芝居の雰圍氣
- 尚小雲
- 渦まく日本語
- 支那の女尊男卑
- 二人の市長
- 尚小雲のことなど
- 蘇州の水
- 北京の夫人方
- 思ひ出の手帖
- 米搗
- 織機
- 西洋婦人
- 働くことの躾
- おばば樣の回想
- 旅行のことなど
- 健康について
- 初秋
- 柴屋寺
- 畑
- 驟雨
- 金魚
- 着物
- 緑の窓にて
- 扇子
- メダカ
- 隣り屋敷
- 海
- 秋の手紙二つ
- 小屋芝居
- 新宿にて
- 海邊の宿で
- 故郷にて
- 春は朧に
- 海苔を作る町にて
- 魔術
- ケツセルの「晝顏」
- コクトーの聲
- 犬も私に愛情を教へた
- 軍犬富士號
- リンチンチン
- ハマ
- ネロ