1972年2月、山梨シルクセンター出版部から刊行された石原吉郎(1915~1977)の第2詩集。装幀は小高辰也。
目次
Ⅰ
- 橋
- 非礼
- 皇后の首飾り
- 水準原点
- 残党
- ゼチェ
- 海嘯
- 粥2
- うなじ・もの
- 右側の葬列
- 墓
- 戒名
- 落魄
- うしろ姿
- 帽子のための鎮魂歌
- 二十二段の落日
- 懲罰論
- 眉を考える顔
- 片側
- 橋があった話
- いちごつぶしのうた
- 小さな悪魔
- 動物園
- じゃがいものそうだん
Ⅱ
- 測錘
- 蝙蝠のはなし
- 猫が憑いた話
- 粥1
- 生涯
- 今日という日のうた
- 火つけの町
- 国境
- 兇器
- 義手について
- 花になるまで
- 街で
- 雑踏よ
- 詩が
- クラリモンド
あとがき