1962年10月、思潮社から刊行された小島俊明(1934~)の第1詩集。装幀は斎藤寿一。
目次
- まえがき
- 隠微な心
- 気も狂わんばかり
- 美しい関係
- 薔薇の体験
- 薔薇の花芯に降りたって
- よだれ
- 愛についてI
- passion(あるいは受苦)
- 別れ・愛
- 愛についてII
- ガラスの中
- 牛
- 薔薇の心臓
- 窓
- きみとぼくが
- 秘密
- 鹿のように
- からだの誕生
- 朝
- そこでぼくは
- 一度だってぼくは
- 明るく快活な
- きみのひとことが
- やっぱり猿
- 夜勤
- 食べもの
- 身中の虫
- 洗濯物
- 雲の上
- 望郷
六〇年代の詩人/沢村光博
あとがき