2017-08-04から1日間の記事一覧

螺旋形を想像せよ 吉増剛造評論集

1981年6月、小沢書店から刊行された吉増剛造(1939~)の第3評論集。装本は加納光於(1933~)。 目次 Ⅰ 透谷ノート 1螺旋階段を登ってゆく 2塔と川 夏目漱石の「倫敦塔」と「薤露行」 3清しい声の人 4機織れるをとめ 5心は空洞である 6わずかなひかりのなか…

日本〈小説〉原始 藤井貞和評論集

1995年12月、大修館書店から刊行された藤井貞和(1942~)の第14評論集。装幀は井之上聖子。 目次 I章 神話が演じられる 一、相似を<演じる> 文献にえがかれる神話/<ずらし>の論理のおもしろさ 二、けがれの発生 服属のあかしとしての所作 三、生む性と死 …

河畔の書 犬塚堯詩集

1983年8月、思潮社から刊行された犬塚堯(1924~1999)の第3詩集。 目次 Ⅰ 石油 いつかまた僕は 河畔の書 河との婚姻 不死家 ふとんが一枚 逃亡者 不滅のしるし 不出来な世紀 街で彼と出会ったら 隣に現われたもの Ⅱ 牛 狼 蚊と地獄 飛蝗 一匹の虫 犬の位置 …

小さなウサギ 駱英詩集 松浦恆雄訳

2010年3月、思潮社から刊行された駱英(1956~)の翻訳詩集。翻訳者は松浦恆雄(1957~)。解説は高橋睦郎(1937~)。 目次 死者に 日本の樹 恐怖について 苦痛 考える人 性の考証 ゴキブリ言説 最後の人 小さなウサギ オタマジャクシ論 後記 現在形黙示録 …

一角獣 村松英子詩集

1973年9月、サンリオ出版から刊行された村松英子(1938~)の第2詩集。解説は大岡信。装幀は中林洋子。 目次 花 幕間に 欲しい 私と魔女 うた 夏の午後 羞みやの巫女 譚詩曲 譚詩曲 きまじめなお化け 眠り姫に 夢 アポロンに アリアドネ 湖 音楽 一角獣 村松…

Red レッド 白石公子詩集

1988年12月、思潮社から刊行された白石公子(1960~)の第3詩集。装丁は岡崎乾二郎(1955~)。 目次 週一回のリハビリテーション 基本訓練 ディープ 一夜、泳ぐ蛇 階段のエナジー 魚を踏んで 一方的なイメージトレーニング 健全な休日 待ち合わせの叙述 ど…

隅角(ぐうかく) ものかくひと 江代充詩集

2005年5月、思潮社から刊行された江代充(1952~)の詩集。 目次 Ⅰ 小柄な人 初めての読本 庭 丘の名前 ウルスラとウルズラ 雨の日 ポッケ・レクィエム 菫 帰郷 トビト小記 門 屈む子供 第一課 使い 秋の断片 母と子 父 日暮れまで Ⅱ 縄手 小さな鼓笛 庭 冬…

長篇詩 血ん穴 古賀忠昭詩集

2009年3月、弦書房から刊行された古賀忠昭の第4詩集(画像は新装版)。装丁は毛利一枝。 目次 血ん穴ターちゃんの海 山本源太もう一度、詩人・古賀忠昭のことを 稲川方人 書評等 詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記) NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋…

日本詩集第三集 日本文芸家協会編

1957年9月、三笠書房から刊行されたアンソロジー。編集は日本文芸家協会。装幀は藤岡光一。 目次 一九五六年の展望・伊藤信吉 I 詩 アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ的に・上田敏雄 愛の正体・安水稔和 畦せせり・麦の季節・井上俊夫 あなぐら酒場のクラ…

海のヴァイオリンがきこえる 鈴木ユリイカ詩集

1987年12月、思潮社から刊行された鈴木ユリイカ(1941~)の第2詩集。第3回詩歌文学館賞受賞。 目次 海のヴァイオリンがきこえる わたしは誰でしょう? Ⅰ わたしは誰でしょう? Ⅱ I氏はインドに行った 子どもたちは眠ったかしら? 彼女だ Ⅰ 彼女だ Ⅱ おばあ…

氷の花 会田千衣子詩集

1970年3月、地球社から刊行された会田千衣子(1940~)の第3詩集。 目次 Ⅰ 天使 天使 病める子供 子供 すわっている少年 町の少年 眠る少年 神話 Ⅱ 彼女 少女 美神 黒薔薇 Vivre et 聖女 死 能面の女 花をもつ少年 あるダンサーに 秋 怯える少女 狂える少女…

「灣」の詩と詩人 「灣」同人アンソロジー

1990年10月、沖積舎から刊行された和田徹三(1909~1999)主宰「灣」のアンソロジー。 目次 会田千衣子自選詩抄 青木はるみ自選詩抄 黒部節子抄〈水谷悠紀子選〉 小島俊明自選詩抄 斎藤邦男自選詩抄 鈴木漠自選詩抄 星野徹自選詩抄 和田徹三自選詩抄 会田千…

島 花田英三詩集

1998年8月、夢人館から刊行された花田英三(1929~2013)の第7詩集。装幀は林立人。 目次 旅でなく ポナペ島 パイパティローマ 蘭嶼島 島の事情(一) 島の事情(二) 冥土イン・オセアニア 南向きの窓 ガラパンビーチ 漂着物 ミクロネシアのミクロコスモス …