2017-10-09から1日間の記事一覧

幻想詩集 浅野晃詩集

1974年5月、不動工房から刊行された浅野晃(1901~1990)の詩集。私家版。 目次 帰ってきた死者 他界においての対話 傍観者の歌 こよひおんみは中天にあり むかしジャワの音楽は この地は曽て楽園の名で あはれここはアーベントランド ある日ベンガルの海へ …

夢々忘るる勿れ 高柳誠詩集

2001年6月、書肆山田から刊行された高柳誠(1950~)の第13詩集。装画は三嶋典東(1948~2012)、装幀は亜令。 目次 熱風 落書 兄 ロープ 垂直の眠り 父の木化 夕焼けのカラス 純白のヤモリ ツル男 満月の罠 医師 砂嵐 語り部 NDLで検索するAmazonで検索する

青鞜の女 加藤みどり 岩田ななつ

1993年4月、青弓社から刊行された岩田ななつ(1964~)による加藤みどり(1888~1922)の評伝。装幀は本山吉晴。 目次 第一章 朝鳥との出会い 第二章 「青鞜」発刊と新しい女たち 第三章 新劇の波起こる 第四章 「呪い」の連載と夏樹の死 第五章 社会へ向か…

遐い宴楽(とほいうたげ) 入沢康夫詩集

2002年6月、書肆山田から刊行された入沢康夫(1931~)の第24詩集。装幀は亜令。第10回萩原朔太郎賞受賞作品。 目次 旅するわたし その塔にまつはる流言 邪淫戒 河、その中州で 展墓 毛羽立つ野づらで イキャ サチナ 森を行けば…… 燃焼 戯け唄 遐い宴楽 NDL…

詩の方へ 岩成達也

2009年7月、思潮社から刊行された岩成達也(1933~)の詩論集。 目次 はじめにⅠ第一要請 詩(論)を求めてⅡ二つの要請の間(i)――四つの小論 1.些事の往来――マラルメ 2.感受のつまずき――尾形亀之助 3.ある存在証明――伊藤聚 4.汝に向けて――江代充 Ⅲ.…

透明な夜 松本邦吉詩集

1999年10月、ふらぬーる社から刊行された松本邦吉(1949~)の第7詩集。 目次 家族画 祈り 掟 父 母 神話 誤解 荒磯にて 佳き日 嵐のあと 誕生 日常 他人の言語 日常 家族は愛のモデルになりうるか? 鳥と貨幣 真夏の出来事 室内楽 Mémento-Mori 感傷 リスボ…

梢にて 江代充詩集

2000年7月、書肆山田から刊行された江代充(1952~)の第5詩集。装幀は亜令。第8回萩原朔太郎賞受賞作。 目次 梢にて 庭 梢にて(おもてには…) 庭(路上から…) 草かげの講座 御者 めぐる対話 異なる数の歌 その段の近くで 希望表記 溝と二人で 午後の光 道…

から/へ 志村正雄詩集

1993年4月、書肆山田から刊行された志村正雄(1929~)の第1詩集。装幀は青山杳。 目次 ふるさとから/へ 漂泊 記憶 ワレモコウ なが故園 小樽歳事記 ふたつの肖像画 幼年時代の左吉の自画像 過ぎし春のうた セロの女のうた 青森 新年試作 聖者頌 バタフライ…

浸禮 生野幸吉詩集

1986年11月、書肆山田から刊行された生野幸吉(1924~1991)の詩集。 目次 浸禮1 主語がはてしなく… さみだれ こんななんでもないことが かど 彼 おれたちあおめえが… 石炭紀 シネ クワ ノン ゆめのなかの四歳の子に 概況 いなづま その天体はガラスで 極の…

ターミナル 平田俊子詩集

1997年10月、思潮社から刊行された平田俊子(1955~)の第5詩集。挿画・装幀は毛利一枝。第39回晩翠賞受賞作品。 目次 Ⅰ あいさつは大事 楽しいわが家 住人の苦情 変 ひ・と・び・と いなくなったあとも猫はいていくつも疑問を投げかける 音信不通 あくる日 …

童子 池井昌樹詩集

2006年7月、思潮社から刊行された池井昌樹(1953~)の第14詩集。扉カットは小池昌代(1959~)。第22回詩歌文学館賞。 詩は詩にしか解き明かせない尽きせぬ謎。そして飽くまでも己のためにのみ書かれるもの。いさましい野心や戦略からはおよそかけはなれた…

新装版 菅谷規矩雄詩集 1960~1969  菅谷規矩雄詩集

1976年1月、あんかるわ叢書刊行会から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の詩集。「あんかるわ叢書4」。 目次 《六月のオブセッション》 詩にむかうための試み 六月のオブセッション 黒・それはめざめのときのぼくの名 詩篇 一九六〇~一九六三 暗半球 死海…

黒旗のもとに 矢橋丈吉自伝叙事詩 矢橋丈吉

1964年1月、組合書店から刊行された矢橋丈吉(1904~1964)の自伝詩。著者自装。 目次 第一部 石狩の屯田へ 渭ノ津分教場 遁走の東京 叛逆への道 マヴオ(I) マヴオ(II) 頭脳労働と肉体労働と 十年間(I) 十年間(II) 十年間(III) かれらとかれら 初…