2017-10-11から1日間の記事一覧

萩すすき 小品集  結城信一

1976年10月、青娥書房から刊行された結城信一(1916~1984)の「小品集」。装幀は串田孫一(1915~2005)。第5回平林たい子文学賞候補作。 目次 緑の木陰の中で 夾竹桃と星と 杉木立 村里日記 その一 萩すすき 村里日記 その二 落葉の創作 村里日記 その三 …

屋上への誘惑 小池昌代

2001年3月、岩波書店から刊行された小池昌代(1959~)のエッセイ集。装幀は丸尾靖子、装画は寺田伸子。 目次 バスに乗って 言葉のない世界 カフェの開店準備 カミサマの居る場所 しんとぼん 小名木川 岸上さんの誕生日 潮風の思念 蟹を食べる 書庫と盗作 意…

文化祭  近作自選短篇集  結城信一

1977年5月、青娥書房から刊行された結城信一(1916~1984)の自選短編集。装幀、装画は風間完(1919~2003)。第6回平林たい子文学賞候補作。 目次 花のふる日 明滅 夜の梅 白い落葉 椎林 束の間の幻影 文化祭 山手檸(ぶな) あとがき NDLで検索Amazonで検…

フレベウリイのいる街 岩成達也詩集

1993年7月、思潮社から刊行された岩成達也(1933~)の詩集。フレベウリイ・シリーズの第2弾。 目次 街の案内(i) ペンジャミンもどきの唄 皿を洗う男達 夜を想う男達 ノブを廻す男達 羊を数える男達 驟雨(シャワー)を待つ男達 他の街の話に興じる男達 異…

作家のいろいろ 結城信一

1979年7月、六興出版から刊行された結城信一(1916~1984)のエッセイ集。カバー、表紙画は岡鹿之助(1898~1978)。 目次 I 永井荷風 偏奇館焼亡 『濹東綺譚』前後 荷風の手紙一つ 室生犀星 室生さんの死 室生犀星への旅 『かげろふの日記遺文』について …

ふぉーぬ抄 岡田兆功詩集

1969年、海の会から刊行された岡田兆功(1931~)の詩集。表紙はマスケジーニのブロンズ〈リズム〉より。 目次 阿、眸 嬉戯 乾盃 うた ゔぇにゅす にんふ 汀にて 日に 眠りのまえに 開花期 わかれ NDLで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する

貝塚頌 笠原三津子詩集

1981年8月、學藝書林から刊行された笠原三津子の詩集。 目次 視線 縄文 海 発見 蛤の化石 貝塚 骨 石斧 火焔土器 灰 祀 祈 執 頌 証 つないでください 打たれるこころ 哭 塀をのぼる蛇 らくだ 天山祭 白い道 土の中から 貝がら しゃくやく 原初の愛 NDLで検…

庚申その他の詩 衣更着信詩集

1976年7月、書肆季節社から刊行された衣更着信(1920~2004)の第2詩集。装幀は政田岑生(1936~1994)。 わたしは詩集を出すのが大変おそくて、「衣更着信詩集」(思潮社)は昭和四十三年であった。この「庚申その他の詩」は、それに続く二冊目である。 本…

小説の裁ち屑 十和田操

1958年1月、風流豆本の会から刊行された十和田操(1900~1978)の随筆集。 目次 小説の裁ち屑 夏の今来る 鬼貢素描 卒都婆蕪村 後に申す 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索