2017-10-21から1日間の記事一覧

んの字 小沢信男句集

2000年4月、大日本印刷ICC本部から刊行された小沢信男(1927~)の句集。編集は本とコンピュータ編集室。ブックデザインは平野甲賀(1938~)。 以下、遺作集成のつもりで本書の内訳を申告します。 最初の句集『東京百景』は、一九八五年八月に名古屋豆本第…

ぼくの博物誌 玉置保巳詩集

1996年10月、編集工房ノアから刊行された玉置保巳(1929~)の第5詩集。装画は早川司寿乃(1959~)。 定年退職をして、すべての雑用から解放されたら、この世を去るまでの、残り少ない日々を自分自身の楽しみのために使はねばと思ってゐた。 その一つは、何…

風汲 尾崎与里子詩集

1986年10月、エディション・カイエから刊行された尾崎与里子(1946~)の第3詩集。装幀は山本容子(1952~)。 湖に近い葦の原で、ほのぐらいものが飛び交うのを見たのは、はじめて猫を抱いた日でした。しずかに爪を立てて燃える猫の顎の下へ手をさしのべる…

心の四季 南川潤

1941年11月、淡海堂出版から刊行された南川潤(1912~1955)の少女小説。装幀は安本永。「少女画報」連載。 目次 心の四季 新しき日に 光ある道 関連リンク古本夜話314 淡海堂と南川潤『心の四季』 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

幸福問答 藤澤桓夫

1943年9月、春陽堂書店から刊行された藤澤桓夫(1904~1989)の長編小説。装幀は田村孝之介(1903~1986)。 目次 美しき姉妹 訪問客 菊薰る 母の意中 手紙 悲しき争い 秋ゆく夜に 母の相談 来ぬ人を 声 愛情の位置 珠墜つる音 春浅く 愕き 喪の家 何故の涙 …

MARIANA magicienと髑髏(されこうべ)のうた 杉本駿彦詩集

1960年11月、吾妻書房から刊行された杉本駿彦の第3詩集。装幀は亀山巌。 目次 第一章 海の唄声 第二章 珊瑚礁と花 第三章 朱の反撃 第四章 放縦な手で 詩集おぼえがき 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索