2017-11-25から1日間の記事一覧

入沢康夫の詩の世界 野村喜和夫・城戸朱理編

1998年4月、邑書林から刊行された入沢康夫(1931~)作品の解説書。装幀は島田牙城。編集は『入沢康夫の詩の世界』刊行委員会。編者代表は野村喜和夫と城戸朱理。 ここにようやく、『入沢康夫の詩の世界』を公刊する運びとなりました。といいますのも、当初…

詩論+続詩論+想像力 小野十三郎

2008年10月、思潮ライブラリー・名著名詩選の1冊として復刊された小野十三郎(1903~1996)の詩論集。定本は1962年版。附録栞は、金時鐘「私の出会った人々」、冨岡多恵子「小野十三郎の死」、倉橋健一「小野十三郎管見」、寺島珠雄「『詩論+続詩論+想像力…

悪魔と天使の間 池田みち子

1961年3月、東方社から刊行された池田みち子(1910~2008)の長編小説。装幀は須田壽(1906~2005)。 NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する

実視連星 荒川洋治詩集

2009年5月、思潮社から刊行された荒川洋治(1949~)の第19詩集。 目次 船がつくる波 三六度 度量衡 彦太郎 初恋 梨の穴 映写機の雲 イリフ、ペトロフの火花 白い色彩 プリント 酒 万能膏 駒留 干し草たばね人 水牛の皮 山塊 実視連星 編み笠 NDLで検索するA…

ブリュッケ〈橋〉 川村りつ子詩集

1995年12月、西田書店から刊行された川村りつ子(1955~)の第2詩集。カバーデザインは前川眞理子。 この詩集の標題「ブリュッケ」とはドイツ語の〈橋〉のことで、幾世紀も経て現存している石造りの、人が渡る上では壊れることのない頑強な橋のことである。…

六月の光、九月の椅子 吉田文憲詩集

2006年7月、思潮社から刊行された吉田文憲(1947~)の第8詩集。装幀・挿画は福山知佐子。 目次 Ⅰ 祈り 言葉が薄い羽音を鳴らした 立ち去ったものの息にふれて (あなたの)、文字の瞳が、うれしい 九月の椅子 ……ただこの影を通過させようとして、この夜に* …

馬込の家 室生犀星断章  伊藤人誉

2005年5月、龜鳴屋から刊行された伊藤人誉(1913~2009)の随筆。戦前戦後、馬込の室生犀星宅を留守番していた時代の回想。表紙は前田良雄の手摺木版。画像は普及本。 フィクションにしか興味のなかった私が「馬込の家」に手を着ける気になったのは、室生朝…

こどもの朝 桜田佐

1957年7月、緑地社から刊行された桜田佐(1901~1960)の長篇童話。装幀は和田香苗、挿絵は都田和子。 目次 本のはじめに 坪田譲治 一 あかちゃんが生まれた 二 ひげのおじいさん 三 おにごっこ 四 ベビー服とたまご 五 かわいいおみやげ 六 家族会議 七 新…

かるそん HALF&HALF詩集

1993年1月、書肆季節社から復刻されたHALF&HALF(=金田弘&羊歯三郎)の詩集。元版は1963年1月FLORA植物園発行。栞附録は鈴木漠による「菫色のカルソン 水精(ニンフ)と羊飼は再び踊らず」。 NDLで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する