2018-03-22から1日間の記事一覧

あの道この道 十一谷義三郎

1929年5月、創元社から刊行された十一谷義三郎(1897~1937)の創作集。装幀挿画は中川紀元。 目次 あの道この道 街の犬 白樺になる男 父と父 灯と唾 芽の出ぬ男 意地 盲嬌 風騷ぐ 心の夕月 眼 仕立屋マリ子の半生 跫音 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオク…

新選池谷信三郎集

1930年6月、改造社から刊行された池谷信三郎(1900~1933)の創作集。 目次 長篇小説 望鄕 花はくれなゐ 短篇小說 橋 マクダレナ 街に笑ふ 窓 殺幻 まいとん 黃昏の幸福 緣 郵便 忠僕 七面鳥 有閑夫人 戯曲 三月卅二日(一幕) 獨り(二幕) 歸りを待つ人々(一幕…

飢渇信 武林無想庵

1930年3月、新時代社から刊行された武林無想庵(1880~1962)の随筆集。 目次 「Cocu」のなげき 女房に逃げられた男の心理描寫 椎がもと 正しく食つて生きんがために 最も價値低き生活の上に 飢渴信 其の一 其の二 其の三 其の四 其の五 其の六 なぜ、わたし…

セネガルの布 草野信子詩集

2006年10月、ジャンクション・ハーベストから刊行された草野信子(1949~)の第6詩集。 目次 吊り橋 版画家 セネガルの布 夢を聴く 伝言ゲーム 抱擁 小さきもの コップ 愛撫 十五才 店屋 中央線で キャベツ 午睡 自由通信社 舟 鳥かご 晩年 オンリエド 日本…

地上で 草野信子詩集

2003年12月、ジャンクション・ハーベストから刊行された草野信子(1949~)の第5詩集。表紙はたかのたかき「MUSICA MUNDANA」。第54回H氏賞候補作品。 目次 運動靴 桃 こども よろこびの痛み つくられた時間 爪の先まで 例示 朝のバッハ 場所 月曜日の朝 世…

戦場の林檎 草野信子詩集

1995年4月、ジャンクション・ハーベストから刊行された草野信子(1949~)の第4詩集。第6回日本詩人クラブ新人賞受賞作品。第46回H氏賞候補作品。 目次 戦場の林檎 かたち マンデラの白い花 読みかけの本 死者を数える インスタレーション 驟雨 問い 一椀の…

近代愛戀帖 十一谷義三郎

1931年6月、四六書院から刊行された十一谷義三郎(1897~1937)の短篇小説集。新でかめろん叢書6。 目次 一 近代愛戀帖 二 みゝづく新聞 三 あめりか男爵の思案 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

生活の文學 岡田三郎

1941年8月、萬里閣から刊行された岡田三郎(1890~1954)の評論集。 目次 隨筆 春の感想 歴史のない國 算盤の話 切手盜用 今昔 秋の感想 雪・正月・四十雀 四十雀と戰爭 郷土について 山莊隨筆 からすの付燒 山莊隨筆 庭のさんしゆの木 日向土産 日向の宮崎 …

互いの歳月 草野信子詩集

1990年1月、しんふくい出版から刊行された草野信子(1949~)の第3詩集。扉絵は土屋敦資、著者自装。 もう挨拶もすませたのに、なかなかドアが閉まらない間の悪さに押されるかたちで、「さようなら」と握手をしたことがあります。「眠いの?」と、そのひとが…

約束 草野信子詩集

1987年2月、詩人会議出版から刊行された草野信子(1949~)の第2詩集。装画は立原あゆみ、装幀は頓所仁子。 書くべきことは――自分の貧しさに むち打ってでも 書かなくてはいけないことがある と思っています――他にあったはずです。編んでみて 改めて そう思…