2019-02-27から1日間の記事一覧
2018年10月、編集工房ノアから刊行された以倉紘平の第8詩集。装画は伊藤尚子、装幀は森本良成。 九年前の二○○九年八月に、私は、三十五歳になったばかりの愛娘を肺がんでなくしました。この詩集の前半は、自分が書いたものに違いはありませんが、亡くなった…
1974年3月、思潮社から刊行された新藤涼子(1932~)の第1詩集。装幀は中村好絵。 目次 Ⅰ 鳥 逝く時 夢の中 遺跡 痛い 木の葉一枚 ひかりの薔薇 渦 ない 座っている 幸福な夏 なまけもののうた Ⅱ おんな 青い鳥籠 おおきな花 無花果 ピエタ 炎 メカニズム ち…
1980年1月、海風舎から刊行された入江元彦(1923~1993)の詩集。装幀はベイ・Argus。入江は坂口安吾に師事。1946年に福田律郎、小野連司、秋谷豊らと「純粋詩」を創刊。 目次 Ⅰ わが水底から 骨について 舞い わが魔窟から ペルセウスの血肉 ゴルゴン 角の…