2019-05-12から1日間の記事一覧

再会 梶原しげよ詩集

1990年6月、書肆山田から刊行された梶原しげよ(1920~2015)の第10詩集。装幀は青山杳。 二十九年も住んでいた家を出て、おそらく終のすみかとなるであろう他郷への転居は、これまでの生涯のなかでもあまり数多くない大きな体験の一つであった。とはいって…

火は森を狂わせるのか 星野守詩集

1998年11月、ふらんす堂から刊行された星野守(1954~)の第1詩集。装幀は君嶋真理子。 目次 Ⅰ 1974~ 俯瞰図 黒いラブレター 子午線上の季節 このぬける夜には… 水泡 光へ(冬) 幼年 記録 焦燥 七月 夢 遠い秋に(T.T.へ) 失愛 木箱そして雨空 服毒 水宮…

冬の犬 松井久子詩集

1990年5月、花神社から刊行された松井久子の第1詩集。装幀は熊谷博人。 目次 Ⅰ 散歩 夏の夜 ある形 傷 橋の上で 真夜中のバラ 白い壁 鏡とナイフ Ⅱ 正しい休日の過ごし方 ハイウェイ 女優 砂の池 ひまわり Ⅲ 黎明 肩 一本のテープ ヘリコプター 木枯らしの寺…