2019-08-02から1日間の記事一覧

露のきらめき――昭和期の文人たち 眞鍋呉夫

1998年11月、KSS出版から刊行された眞鍋呉夫の評論集。装幀は司修。 目次 Ⅰ 光の薪 矢山哲治 最後のソネット 矢山哲治 つかのまの春 阿川弘之 兵ヲ語ラズ 阿川弘之 「こをろ」の頃 島尾敏雄 猫の墓が持ちあがる 島尾敏雄 四十一年目の出撃 島尾敏雄 ゆめの芒…

村雨橋 筧槇二詩集

2004年8月、山脈文庫から刊行された筧槇二(1930~2008)の詩集。 目次 Good luck 電車と少女 名残酒なり 同窓会 花だより 散歩道―大津海岸 幻覚 化身―伴勇氏に そんなもん 名誉 颯々 毅然たり 交替 お早う 新年 笏 詩人 悪魔のリフレイン 帰天 深夜の温泉―…

影の越境をめぐって 谷川雁

1963年6月、現代思潮社から刊行された谷川雁の評論集。 目次Ⅰ 下向するシンボルを インターナショナルの根 不可視の党のために 民主集中制の対極を 越境された労働運動 権力止揚の回廊 地方―意識空間として 筑豊炭田への弔辞 Ⅱ 骨折前後 「サークル村」始末…