2019-08-06から1日間の記事一覧

詩人の旅 田村隆一

1971年10月、PHP研究所から刊行された田村隆一のエッセイ集。装幀は亀海昌次。 目次 隠岐 若狭――小浜 越前――越前町・三国町 伊那――飯田・川治温泉 鹿児島 奥津 越後――新潟 佐久――小梅線 東京――浅草 京都 沖縄 ぼくのひとり旅論 NDLで検索Amazonで検索日本の…

未知なる知者よ 塔和子詩集

1988年6月、海風社から刊行された塔和子の詩集。装幀は高橋啓二。 目次 流れの中で 金魚 祭典 ガラスの顔 鯛 そこにいるとき 花 行く 終わったものから 淡雪 魚 かすかな声を 花瓶 虫 罠 人の谷間で 汽笛 枷 胸の泉に ちょっぴり光って ひそひそと言葉を あ…

葬列 齋藤怘詩集

1969年9月、彼方詩社から刊行された齋藤怘(マモル)の第2詩集。装幀・装画は斎藤求。 少年の頃、私は毎日漢江の河原に立っていた。大河を下る筏のうえから、夕餉をかしぐほそい煙がただよい、流れをこえてその国の歌がきこえて来た。 漢江は京城の南をゆっ…