2020-02-10から1日間の記事一覧

液晶区 川口晴美詩集

1993年3月、思潮社から刊行された川口晴美(1962~)の第4詩集。写真はDeborahTurbeville、装幀は小宮山裕。 夜になると、眠れなくなる。朝も昼も、ブラインドの隙間から漏れ入る日射しが寝台のシーツのうえでゆらゆら揺れている間は、窓の下の通りから届く…

さまざまなとしのうた 草鹿外吉詩集

1969年4月、私家版として刊行された草鹿外吉(1928~1993)の第1詩集。 目次 透明 愛のはじまり マヌス島の提督 西陽のフットライトの中で ある散歩 横浜の阜頭に 船が着くとき 家 依願退職 再会 宮殿はなくなったが 王様は残った 呉軍港 連帯のあいさつ 真…