2020-04-09から1日間の記事一覧

工作者の口笛 小野十三郎

1966年11月、国文社から刊行された小野十三郎(1903~1996)の評論集。 目次 詩の前衛は不在か この硬い複雑な構築 工作者の口笛 味方に対して残酷であること 文学における「政治」 清潔な根なし草 革命的ということ 日本の散文と韻文 現代詩の社会性 リズム…

予感 平井亮一詩集

1966年12月、東洋美術出版部から刊行された平井亮一の第1詩集。平井は美術評論家。 たとえば詩や絵は、私にとって”出逢い”のようなものだ。 光彩陸離たる現実に昂揚し、あるいは混沌たる現実に低迷するとき、それまでまったく未知であった何ものかを予見しか…