2020-08-13から1日間の記事一覧

春扇 榊山潤

1941年4月、新潮社から刊行された榊山潤(1900~1980)の長編小説。装幀は脇田和。 目次 序章 運命の門 白日の街 生活へ 民衆の灯 百日紅 愛情について 飛ぶ鳥 母と秋風 波と花びら 轉がる石 新しき意志 邂逅 師走従來 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオク…

伝言 長谷川雪子詩集

1982年10月、編集工房ノアから刊行された長谷川雪子の第1詩集。装幀は粟津謙太郎。 いつからだろう。 拝啓○○様と手紙を書くように、たどたどしく綴り始めたのは。 誰に伝えたかったのだろう。 遠方(あなた)への届かない手紙。 気づかないうちに、祈りのよ…

異邦そして懐郷 小出眞理詩集

1989年7月、書肆山田から刊行された小出眞理の第3詩集。カバー装画はアレクセイ・シュリツ。 目次 懐郷 1深い夜、船窓をうつ波しぶき 2青いレインコートを着て、 3林檎の実、ミニチュアの実、 4倖せの一瞬h一秒間、そして、 5スープには庭で摘んだ香り…