2021-03-11から1日間の記事一覧

眠れる木 浦川聡子句集

2012年12月、深夜叢書社から刊行された浦川聡子(1958~)の第3句集。装幀は蟹江征治。付録栞は小池昌代「空洞の幹――眠れる木のために」。 『眠れる木』は、『クロイツェル・ソナタ』『水の宅急便』につづく私の第三句集です。二〇〇二年から二〇一二年まで…

調香師の休日 堀亜夜子詩集

1986年5月、昧爽社から刊行された堀亜夜子の詩集。装幀・表紙絵は井上直。 p> 目次 皿 晩夏 うすばかげろう 畳 髪を梳かす 調香師の休日 サンライズサンセット 大きな木と魚の目 旱(ひでり) 陽炎日記 バスタブ一杯分の午睡 陰気なガラス店 バラ色の眼鏡 そ…

流域詩集 流域の会

1980年4月、編集工房ノアから刊行された「流域の会」詩人のアンソロジー。 瀕れば「流域の会」の生い立ちは一七年前、一九六三年のことである。 月例会、合宿を通じ詩論、詩人研究、作品合評を継続している。作品発表の主な場である詩誌「流域」は二四号を迎…