2021-03-13から1日間の記事一覧

航路 勝承夫詩集

1947年8月、多磨書房から刊行された勝承夫(1902~1981)の第5詩集。著者は東京四谷生まれ。勝が作詩した童謡「小ぎつね」が「三年生の音楽」(文部省発行)に掲載されたのも1947年。 『白い馬』以後の詩のうち六十三篇を拾つてこゝに第五詩集を世に送ること…

生まれる 川越文子詩集

1993年10月、編集工房ノアから刊行された川越文子(1948~)の詩集。装幀は栗津謙太郎。著者は岡山県生まれの児童文学者。刊行時の住所は倉敷市。 高1のとき、高1コースという月刊誌に「きょうの春」という詩を載せてもらった。特選ということで番地まで紹介…

青春物語・その時代と人間像 立野信之

1962年1月、河出書房新社から刊行された立野信之(1903~1971)による自伝的プロレタリア文学史。 「青春物語」はいわばプロレタリア文学運動の側面史で、前半の部分は「小説新潮」(昭和三十六年四月―十二月)に「青春時代」と題して連載され、後半は昭和二十…

犀星の女ひと 井坂洋子

2021年2月、五柳書院から刊行された井坂洋子(1949~)による室生犀星論。カバー写真は谷田昌平(協力・殿岡聡志)。五柳叢書110。 目次 はじめに 犀星の女ひと 犀星の俳句 朔太郎と犀星の自画像 むすびに 晩年の詩集 あとがき NDLで検索Amazonで検索