2021-05-17から1日間の記事一覧
1962年9月、思潮社から刊行された吉良任市(1926~2009)の第1詩集。第3回中部日本詩賞次席作品。著者は浜松市生まれ、小説家・吉田知子の夫。 目次 1 愛想のいい唄 2 四月 3 小さい反抗(Ⅰ) 4 小さい反抗(Ⅱ) 5 古い絵 6 森のなかで 7 白い季節 8 ふたつ…
1966年10月、岩波書店から刊行されたアンソロジー詩集。編集・解説は真壁仁(1907~1984)。岩波新書610。 目次 民衆は詩人である―序にかえて― 八十六歳の情感 林金太郎 <はつ日、五月晴と知人> 行為できずく倫理・叡知 浜口国雄 <便所掃除> 台所一九五…
1950年3月、六興出版社から刊行された火野葦平(1907~1960)の作品集。装幀は佐藤泰治。 目次 ・靑春と泥濘 鹽分の價値 昆蟲と惡魔 標的 心の鬼 袋の鼠 未練 前夜の饗宴 出發 前進 女と兵隊 死神 剃刀 太陽と岩石 粉碎されたもの いろいろな敵 十五夜 地獄…