2021-07-31から1日間の記事一覧

高校マントのグリーンランド 内野潤子

1985年7月、紫陽社から刊行された内野潤子(1928~)のエッセイ集。装幀は芦澤泰偉。著者は歌人。小説家・山手樹一郎の娘、井口朝生の妹、詩人・井坂洋子の母。 手品師の黒いマントからは、花や白い鳩が飛び出して人の心を和ませてくれる。私の高校マントに…

罌粟と記憶 パウル・ツェラン 飯吉光夫訳

1989年5月、静地社から刊行されたパウル・ツェラン(1920~1970)の訳詩集。翻訳は飯吉光夫(1935~)。 『罌粟(けし)と記憶 Mohn und Gedächtnis』は、一九五二年に出版されたパウル・ツェラン Paul Celan(一九二〇~七〇)の処女詩集である。この詩集には…

千年の夜 簾内敬司

1989年5月、影書房から刊行された簾内敬司(1951~2016)の長編小説。装幀は松本進介。 目次 影踏み 魂の力 菩薩花 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索