2021-08-04から1日間の記事一覧
1955年2月、詩世紀の會から刊行された佐藤東北夫の第1詩集。画像は裸本。 佐藤東北夫(むつお)は、鈍重な野獣である。自分で、そう思っている。 この鈍重な野獣は、ネオ・リアリズムより出發した。が、まるなく『詩世紀』にはいり、以後そこで詩作を繰けて…
1977年10月、昧爽社から刊行された清水麟造の詩集。装幀は小熊幹。 目次 キリギリス 鮭 獣 日日累累 沼の朝 木の虫 魚眼 砂のドンキホーテ 破れ目 淵で 夜の花 告別 月 執着 金魚 零度 ためらい 朝 ぼろきれ ざらめの花が揺れるあたり ためらいの橋 あの淵 …
1971年8月、騒騒企画から刊行された宮岡頌子の第1詩集。編集は金石稔。騒騒叢書2。 目次 ・壱*九篇 芽立ちの歌 花あかり 彼岸 冬の意匠 眠りのまえを 巻雲 早春 ぼくらのうたが聴える 初潮 ・弐*八篇 少女に朝がくるとき 恐山 花 残照 眠り 夜のバラード 挽…