2021-09-14から1日間の記事一覧

鳥への方法 相原校三詩集

1979年7月、詩学社から刊行された相原校三(1940~)の第1詩集。装幀は山領まり。著者は東京生まれ、刊行時の住所は埼玉県草加市。 あれののはてに行きかう鳥たちの光景は、震える思いを私のなかに呼びおこした。鳥に置き換えて人間を考えるなどということは…

明滅 田中清太郎詩集

1956年4月、野ばら社から刊行された田中清太郎(1913~2000)の詩集。題字は矢代素川。 これらの言葉の貧しさよりも、むしろそれらを書かせた弱さをこそ、わたしは自ら恥じねばならぬであろう。しかし、詩歌は元来そのような弱さから生まれることが多いのか…

石鰈 木村恭子詩集

1983年10月、手帖舎から刊行された木村恭子の詩集。刊行時の著者の住所は広島市東区。 目次 肖像写真 石鰈 るす 子供部屋 ちんぱら・ばあど 木精 しごと 昼間 口笛 六月のライトバン 橋 鳥 プール おんな 刻む 鶏舎 近況 蓮 解説 相良平八郎あとがき NDLで検…