2021-09-26から1日間の記事一覧

資料「金時鐘論」

1991年9月、金時鐘集成詩集『原野の詩』を読む会から刊行された金時鐘解説書。装幀は粟津謙太郎。 金時鐘集成詩集「原野の詩」が近刊される。 四〇年間にわたる金時鐘の詩の足跡がようやく一冊の詩集に集約され、日の目を見ることになったのだ。 それに先が…

とおいむかしのそして八月 小宮隆弘詩集

1977年11月、青磁社から刊行された小宮隆弘の第3詩集。装幀は朝かをる、題字は内田博。 この詩集をまとめおわった日は、八月十五日、三十二回目の敗戦記念日であった。恒例になった戦没者追悼式の天皇の言葉を夜のニュースで聞いた。その日の”夕刊フクニチ”…

記憶のとおざかる正午 今津亘章詩集

1977年8月、国文社から刊行された今津亘章(1947~)の第1詩集。装幀は東海林広。著者は広島県豊田郡生まれ、刊行時の住所は川崎市多摩区。 目次 Pagoda と晩鐘 オカリナの唄 赤銅 高原 五月 六月 夕暮 神話 白い日 旅人 むさし野 日記 夏の日 恋心 晩秋 冬…