2021-10-14から1日間の記事一覧
1970年9月、坂の上書店から刊行された西岡光秋(1934~2016)の第3詩集。第4回日本詩人クラブ賞受賞作品。刊行時の著者の住所は中野区新井。 手の届かないような所に位置するようでいて、そのじつなれなれしく身を擦り寄せてくる詩。その厄介な代物を、もう…
1999年2月、行路社から刊行された名古屋哲夫(1928~)の第4詩集。装幀は倉本修。著者は京都市生まれ、刊行時の住所は京都市北区。 一年ほど前、道を歩いていて不意に「呼ぶ」がのどを突き上げて来て、それから、この世界の見方が変わった。もうすぐ七十が来…
1994年5月、東京文芸館から刊行された諌川正臣(1930~)の第3詩集。著者は愛媛県西条市生まれ、刊行時の住所は千葉県館山市。著者は館山市に自費で中原淳一碑を建立。 幸いにも二十歳の時に処女詩集『美しい繭』を刊行することが出来、次いで二十五歳で第二…