2021-12-01から1日間の記事一覧

一ドルの指輪 岩田京子

2000年11月、沖積舎から刊行された岩田京子(1937~)のエッセイ集。上下2巻同梱。装幀は戸田ヒロコ。 遅くとも一〇年前に出すべきであったエッセイ集を、私の怠惰のために今年出す。この一〇年以上、詩よりもエッセイを多く書いたために分厚い本になったが…

あるぺぢお詩集 No.3 1956年版 あるぺぢお詩人会

1956年1月、あるぺぢお詩人会から刊行されたアンソロジー詩集。あるぺぢお詩人会は第1回H氏賞受賞者の殿内芳樹が中心。 目次 堀之内辰夫 脳漿を流れるガラスの破片 簾田範雄 午後の磔 殿内芳樹 ウクレレ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで…

あるぺぢお詩集 No.2 1955年版 あるぺぢお詩人会

1955年4月、あるぺぢお詩人会から刊行されたアンソロジー詩集。あるぺぢお詩人会は第1回H氏賞受賞者の殿内芳樹が中心。 目次 紫の不条理 佐々木政治 フラスコの中 本多光夫 退轉期 伊藤哲郎 再誕之圖 奥平節一 海の反語 長沼静人 天の把手 殿内芳樹 くろい風…

日の歌 金丸桝一詩集

1965年8月、思潮社から刊行された金丸桝一(1927~)の第2詩集。装幀は梅村豊。刊行時の著者の住所は宮崎県西都市。 「零時」につづいて「日の歌」をまとめた。これまた無用のものと思ってなお詩集の形をかりた。無用のなにかに価値があるとすればおぼろにも…

あるぺぢお詩集 No.1 1954年版 あるぺぢお詩人会

1954年10月、あるぺぢお詩人会から刊行されたアンソロジー詩集。あるぺぢお詩人会は第1回H氏賞受賞者の殿内芳樹が中心。 あるペぢお詩集はこの夏の終りに出す予定であったが、いろいろな事情で随分おくれてしまった。こういうものを刊行するのに、さほど気忙…

ひらけごま 荒木文雄詩集

1967年3月、文童社から刊行された荒木文雄の第6詩集。 リードからの記事は、過日大谷大学の学報のために書いたものである。それをそのままこゝにのせるのは少しぎこちない気もするが、リードの詩論は現在私の最も親近感を感じるものであり、また印刷上の好機…