2021-12-17から1日間の記事一覧

忘れぬ中に 窪田空穂

1938年5月、砂子屋書房から刊行された窪田空穂(1877~1967)の随筆集。槻の木叢書第3篇。 目次 國木田獨步の生前に於ける小說家としての人氣 田山花袋氏の印象 平福百穗氏の電報新聞杜時代 忘れぬ中に 「ぬば玉」につきて 詛 新古今と源氏 相模二の宮の言葉…

気配論 草市潤歌集

1987年5月、雁書館から刊行された草市潤(1918~2019)の歌集。装幀は小紋潤。著者は佐賀県生まれ、中島哀浪(1883~1966)の次男。 私が生まれる以前から、家の中には短歌的思念が処せましと張りついていた。長ずるにしたがい、短歌とはそうしたものとのお…

西日本青年詩集 第5巻

1979年4月、VAN書房から刊行されたアンソロジー詩集。編集は橋口しほ、中森聖、松本祝生。 目次 仮面 岩城万里子 洗う 伊藤真司 休日 植木恵美 秋の陽の中で うちたにとみお 窓の話 岡崎葉 花のなかのトルソ 片山礼 飛魚 上山しげ子 桜 泉谷けい 昼寝の間・…