2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

鍵穴がない 日笠芙美子詩集

2015年8月、本多企画から刊行された日笠芙美子(1942~)の第9詩集。著者は岡山県生まれ、刊行時の住所は岡山県都窪郡。 私の夜の旅は、まだ終わりそうにありません。今どこにいるのか、どの辺りなのか、ますます分からなくなっています。分からないままに、…

水鏡 増田みず子

1997年3月、講談社から刊行された増田みず子(1948~)の短編小説集。装画は落田洋子、装幀は菊地信義。 目次 煙 水 つの 時間 蝶 鏡 手 光 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ある手術 河野正彦詩集

1983年1月、詩人集団沙漠と北九州詩人協会から共同刊行された河野正彦(1928~)の詩集。装幀は重松信義。著者は大阪市生まれ、刊行時の著者の職業は小倉北区市民相談室長、財団法人日本美術刀剣保存協会北九州支部理事。 目次 Ⅰ 傷口と扉(昭29) 生体解剖 (…

水の扉 塚田洋子詩集

1989年6月、手帖舎から刊行された塚田洋子の第2詩集。装幀は宮園洋。双書現代詩一千行・12。著者は鳥取市生まれ、刊行時の住所は鳥取県八頭郡。 目次 1 水の扉 蒼い海 葦を焚く 伝説 水のある風景 みなそこふ魚 とげ 水の華 赤い紐 水の女 水譜 2 白い舟 …

夜のロボット 増田みず子

1988年3月、講談社から刊行された増田みず子(1948~)の長編小説。写真は瀬尾明男、装幀は菊地信義。第17回平林たい子文学賞候補作品。 人をらぬ夜のロボットしんしんと立つざわめきをただ繰りかへす 右はこの本の題名のもとになった歌です。作品をそろそろ…

円周率が駆けてくる 奥津さちよ詩集

1988年3月、レアリテの会から刊行された奥津さちよ(1947~)の第2詩集。装画は針生夏樹。レアリテ叢書23。著者は横浜市生れ、刊行時の住所は横浜市泉区。 目次 ふき 時間的でない視覚的な三つの空間 うすい秋 石鹼 シーソー 円周率が駆けてくる 通りゆくも…

死の時計 林ひろみ詩集

1997年9月、土曜日術出版販売から刊行された林ひろみの第1詩集。叢書新世代の詩人たち25。 目次 Ⅰ 烏賊 モナリザ 水鏡 流砂の国 迷宮 Ⅱ 久夢斎(きゅうむさい) 吉見百穴 はるかなる砲声 メコン川 故郷の家 祝祭 死の時計(デスクロック) Ⅲ ひそかな対決 い…

一人家族 増田みず子

1987年6月、中央公論社から刊行された増田みず子(1948~)の短編小説集。装幀は菊地信義。 目次 未婚の継母 一人家族 手紙 白雪姫と小人たち 逆光 幸福人形 闇の炎 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

夢占博士 網谷厚子詩集

1990年10月、思潮社から刊行された網谷厚子(1954~)の第3詩集。表紙は福地靖「肖」。富山県中新川郡生まれ、刊行時の著者の住所は竜ヶ崎市。 目次 縹色の夜 漁(すなど)る シェイプアップ・プラザ 少女浮遊 春になるまで 白い嵐の中を 汚れる 記憶 少女の…

ゴンベとカラス氏 星野元一詩集

2000年9月、夢人館から刊行された星野元一の詩集。装幀は林立人。 目次 ・春 ヒバリ氏の空 ツバメ君の会話 ゴンベとカラス氏 青虫騒動 トカゲ氏の戦略 敗残のオタマジャクシ ・夏 ダザイと蛍氏 蝉氏の泣き方 蜘蛛氏の呪術 カエルの禅師 蚊氏の托鉢 ヘビ氏の…

上海 林京子

1983年5月、中央公論社から刊行された林京子(1930~2017)の長編小説。装幀は生野一樹。第22回女流文学賞受賞作品。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

交叉点をわたるオリュンポスのBEAU・GARÇON 畑圭子詩集

1979年7月、近江詩人会から刊行された畑圭子の長篇詩集。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

嘘八百 桐野かおる詩集

2013年3月、砂子屋書房から刊行された桐野かおるの第9詩集。カバーは武村有、装幀は倉本修。刊行時の著者の住所は尼崎市。 目次 ストーカー・イン・ロンドン 嘘八百 或る日の柳美里 ナイアガラの藻屑 あなたの横 遺產分割協議 寝る 他人の領域 カーサ・アム…

三界の家 林京子

1984年11月、新潮社から刊行された林京子(1930~2017)の短編小説集。装画は有元利夫。第11回川端康成文学賞受賞作品。 目次 谷間の家 父のいる谷 家 煙 無事 釈明 雨名月 三界の家 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

夢の焼却者 荒木寧子詩集

1977年4月、幻視者から刊行された荒木寧子の第2詩集。装幀・挿画は鳥潟和子。 目次 夢の速度Ⅰ Ⅱ 痩せた眩暈 夢の焼却者Ⅰ Ⅱ Ⅲ 狂夏からの逃亡 サデスティックな冬の朝 眠りの殻 夢の無実 ミラージュの中の死者たち 地図にない海辺の墓地 睡れぬ夜のアリア 聖…

他人の眠り 桐野かおる詩集

1999年4月、潮流出版社から刊行された桐野かおる(1953~)の第6詩集。カバーは武村有。著者は大阪市生まれ、刊行時の住所は淀川区。 目次 ザ・ブルーフィルム 手段 質志鍾乳洞 夢の話 夢の反芻 他人の姿 他人の眠り 夢の熊本 奈良の家 一触即発 家の掟 とど…

ギヤマン ビードロ 林京子

1978年5月、講談社から刊行された林京子(1930~2017)の短編小説集。装幀は辻村益朗。 目次 空罐 金毘羅 ギヤマン ビードロ 青年たち 黄砂 響 帰る 記録 友よ 影 無明 野に NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

青い葉 岩倉憲吾詩集

1971年10月、小日本の会から刊行された岩倉憲吾の詩集。題字は菊岡エシノ、カットは菊岡久利、菊岡ノンコ。 この中の詩をお読みになれば、だれにでもすぐ、おわかりいただけると思うが、世の中にこんな純真・無垢な、少年のようなこころを持った詩人がいたこ…

非在の館 大塚欽一詩集

1994年1月、思潮社から刊行された大塚欽一(1943~)の第2詩集。著者は水戸市生まれ、刊行時の住所は水戸市。 目次 首 義眼 黄昏幻視 階段または 扉 館 透蚕 玉葱について 蚯蚓について 蓮池にて 西瓜について 道 駅裏 獺療養所の夜 金魚鉢 夕映え 海の風景 …

被爆を生きて 作品と生涯を語る 林京子

2017年7月、岩波書店から刊行された林京子(1930~2017)のインタビュー。聞き手は島村輝。岩波ブックレット813。 目次 Ⅰ 原点としての上海 Ⅱ 「祭りの場」「ギヤマン ビードロ」の頃 Ⅲ 「トリニティからトリニティへ」の思い Ⅳ 「長い時間をかけた人間の経…

隣睦 海埜今日子詩集

2005年7月、思潮社から刊行された海埜今日子の第3詩集。装幀は白井敬尚。付録栞は広瀬大志「水の矩形」。著者は東京生まれ、刊行時の住所は世田谷区。 彼らとちがうということ、彼らのことをわかるなんてできない、彼らになれないということ。少女だったわた…

存在のはるかな深処(ふかみ)で 大塚欽一詩集

1998年9月、思潮社から刊行された大塚欽一(1943~)の第5詩集。著者は水戸市生まれ、刊行時の住所は水戸市。 目次 疾うに白亜の神殿は…… 唯一の希望は…… 焰が燐光を放って…… 萎れた真紅の薔薇が…… 海の深みを思わせる…… 墓所へむかう葬列か…… はるか下で青…

樫の木のテーブル 林京子

1996年5月、中央公論社から刊行された林京子(1930~2017)の短編小説集。装画装幀は和久井智子。 目次 ローズの帰国 感謝祭まで アイ ノウ イッツ 樫の木のテーブル 老上海 小雨に烟るキャプテン・クックの通り 還暦の花嫁 芝居見物 旅行 NDLで検索Amazonで…

おお大変 森やすこ詩集

2009年9月、花神社から刊行された森やすこの第2詩集。装幀は直井和夫。 目次 野原ヘ 二人 きく子さん・ちえ子さん おお 大変 モリさんの話8 不在 最期 集め あさ、あさ、明るいあさ 愛しい刃物 相談室 泣きながら みじかい時間 豆が煮えたら ジム・エレガン…

万里 網谷厚子詩集

2001年5月、思潮社から刊行された網谷厚子(1954~)の第5詩集。著者は富山県生まれ、刊行時の著者の住所は竜ヶ崎市。 目次 風祭り 万里 水姫 飛仙 月花 きらら 花のように 茫々 超える 孤猿 城から 白の復活 イノセントな朝 天上 未来 親と子 夢大陸 燦々 …

谷間 林京子

1988年1月、講談社から刊行された林京子(1930~2017)の短編小説集。装幀は中島かほる、装画は生井巌。 目次 谷間 蕗を煮る 二月の雪 雛人形 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

セレナード 水島哲雄詩画集

1988年10月、芸術新聞社から刊行された水島哲雄(1944~)の第10詩画集。著者は画家。 目次 友 絵 少女 さよならの眼 瞳の奥 少女K あゝ哀しき…… コレギウム・オルフェウス 海 真美 絵 海 絵画 青すぎる空に あたたかな日 あなたを奪おうとする私には…… 秘密…

水語り 網谷厚子詩集

1995年7月、思潮社から刊行された網谷厚子(1954~)の第4詩集。装画は福地靖。著者は富山県生まれ、刊行時の著者の住所は竜ヶ崎市。 目次 遙かな国 桜前線 指切り 舟の一日 渇いている 樹魂 青春 君の名前を呼んだ 関係 アートな現在 マリン・ドライブまで …

無きが如き 林京子

1981年6月、講談社から刊行された林京子(1930~2017)の長編小説。装幀は辻村益朗。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ラブ・ゲーム 田中宏和詩集

1982年3月、海風社から刊行された田中宏和の第1詩集。装幀は小川幸敏。 詩がどんなとき書かれるか、という問いかけにたいしては人さまざまにいろいろな答えが準備されるだろう。身近かな例でたとえても、詩は感情だと言ったのは萩原朔太郎であり、詩は批評だ…