2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アンタイトルド 柴田三吉詩集

1986年9月、視点社から刊行された柴田三吉(1952~)の第4詩集。著者は東京生まれ、刊行時の住所は葛飾区西新小岩。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

葡萄の女 田中冬二詩集

1966年12月、昭森社から刊行された田中冬二(1894~1980)の第13詩集。 目次 新雪 晩秋山家の図 佐藤春夫先生 池鯉鮒の女 初夏 竹麦魚(魴鮄) 桑梓慕情 栃沢の水 入江の宿 雪国 月夜の陵 城下の町にて 北緯四十一度線下の髭剃りあと 氷 富士ビューホテルに…

雑誌『むらさき』総目次と執筆者索引 池田利夫編

1993年10月、武蔵野書院から刊行された「むらさき」の総目次索引。編集は池田利夫。 目次 戦前版 戦後版 執筆者索引 紫式部学会との三十年 「あとがき」に代えて 付録 紫式部学会略年譜 源氏物語講演会一覧 紫式部学会役員 「古代文学論叢」一覧 NDLで検索Am…

おわりのとき 柴田恭子詩集

1992年10月、思潮社から刊行された柴田恭子の詩集。カバー絵は瀧口修造「私の心臓は時を刻む」。付録栞は小久保彰「余白に」。 目次 亀裂 おわりのとき 白い音 父の首を捜しに アマリリス 台所の天井のペンキを落とす 手を洗う 故郷 水曜日『雷鳥44号』に乗…

朝 朝倉勇詩集

2021年5月、書肆山田から刊行された朝倉勇(1931~)の第14詩集。装幀は亜令。付録栞は「確かな朝」(高橋順子)。) 一九七六年(昭和五十一年)から二○二一年(令和三年)まで続けた年賀状の「朝」の詩をまとめました。 目が覚めると朝が来ていた。私は朝が大…

詩の本 百田宗治

1927年1月、金星堂から刊行された百田宗治(1893~1955)の評論集。 目次 第一 詩の分類(近代詩以前) 第二 韻律の話 第三 象徵詩の話 第四 自由詩の話 第五 未來主義(未來派、立體派、表現派、ダダイズム、寫象派)の詩の話 第六 短詩の話 第七 散文詩の話 第…

にぎる 金井雄二詩集

2007年8月、思潮社から刊行された金井雄二(1959~)の第4詩集。 目次 箪笥 いつまでたっても 初夏の砂浜の上で キャベツ畑 グレン・グールドの盤 夜から朝へ 巨大な乳房であった。 ベレー帽をかぶったおばあさん 握っていてください 白桃 きみの場所だよね …

剥製 三浦哲郎

1970年7月、河出書房新社から刊行された三浦哲郎(1931~2010)の短編小説集。装幀は大住閑子。 目次 冬の狐火 蒼い断章 火の中の細道 非常の海 剥製 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

切腹 上野治子

1984年7月、北国出版社から刊行された上野治子(1916~)によるノンフィクション。 目次 はじめに 尾崎秀樹 切腹 発端 由緒書 金沢 本多図書 七代半左衛門 明治 新聞と写真 終焉 葵園会 葵園会 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

天使の羽 藤澤桓夫

1968年10月、講談社から刊行された藤沢桓夫(1904~1989)の長編小説。装幀は鈴木義治。 目次 春浅く 家庭の事情 木曜日 花の陰影 美女と野獣 明治の男 パンドラの箱 どら息子 人妻の秘密 心の距離 花さまざま 虫けら 一人二役 若い果実 ある変化 父親問答 …

ステップアップ 荒川純子詩集

2001年6月、思潮社から刊行された荒川純子の第2詩集。装幀は岩崎敦子。 目次 装置 拾得物カウンターへようこそ 福袋 パンドラ さなぎ 連作 ダイビング 潜水 魚 泡 貝 夜の部屋で窓は開かれる 火山 生まれ変わる街 五編 PATIO サツマヤ書店 スペース・ピン ソ…

走狗 古川薫

1967年12月、柏書房から刊行された古川薫(1925~2018)の短編小説集。第35回直木賞候補作品。 目次 処刑 京屋の春支度 汚辱の戦記 暗殺の聚落 黒船を撃て 走狗 枯木龍之進の死 宿怨の史書 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

炎の女 南川潤

1955年2月、東方社から刊行された南川潤(1913~1955)の長編小説。装幀は岡村夫二。 目次 接吻心中 琥珀の女 秋の舗道 酒はしずかに 白い頰 肉体の詩 太のいる家 オルゴール 朝の事件 第二幕 夜の仕事 悲劇 血の色 雪の誘い 赤い指 じやじや馬 三人のイヴ …

水曜日の偶然 唯木佐保子詩集

2011年3月、中日出版社から刊行された唯木佐保子(1959~)の第4詩集。絵は著者と木嶋良治。著者は札幌市生まれ、刊行時の職業はピアノ店勤務。 一七歳の頃、高校の英語の先生のご紹介で京都の同人誌に加わらせて頂きました。西脇順三郎訳『荒地』に感動した…

幻想画家論 滝口修造

1959年1月、新潮社から刊行された瀧口修造の画家論集。 目次 ボッシュ グリューネウァルト ピエロ・ディ・コシモ ジョルジュ・ド・ラ・トゥール ルドン ゴーギャン アンソール ムンク スーティン クレー エルンスト デュシャン あとがき NDLで検索Amazonで検…

ネヴァモア 仲嶺眞武詩集

2004年8月、沖積舎から刊行された仲嶺眞武(1920~)の詩集。著者は沖縄県与那原町生まれ、刊行時の住所は千葉県流山市。 目次 ・月光とスカラベ 1 山笑ふ、山眠る 2 夜の山 3 私の伴侶は 4 防波堤 5 水平線は越えられない 6 蜘蛛は歌う 7 蝶蝶は眠らない 8 …

華燭 津村節子

1959年10月、次元社から刊行された津村節子(1928~)の第1著作集。装幀は松谷春男。著者は福井市生まれ、刊行時の住所は東京都北多摩郡保谷町。 これは私の処女作品集です。 はからずも、ここに集められました作品は、ことごとく女の虚栄心を扱ったものばか…

戦後詩界二重構造論 反撃の詩論Ⅱ 古賀博文

2021年10月、土曜美術出版販売から刊行された古賀博文(1957~)の詩論集。装幀は高島鯉水子。[新]詩論・エッセイ文庫15。著者は佐賀県生まれ、刊行時の住所は福岡県太宰府。 目次 Ⅰ 「岩礁」から 私が考える詩の可能性と未来について 「詩史」の行間から垣…

再会 仲嶺眞武詩集

1995年8月、沖積舎から刊行された仲嶺眞武(1920~)の第2詩集。 目次 Ⅰ 対座 再会 体臭 ダイバーの夢 窓の外の景色 目 太陽 わたしという男は 犬 目の中の目 伴侶 人体 夜 二題 準備 ハイウェー Ⅱ 青空 仁王立ち 春日 目覚め 地下のイメージ 雨の日に 記憶…

大手拓次の方へ 愛敬浩一

2021年11月、土曜美術出版販売から刊行された愛敬浩一(1952~)の詩論集。装幀は高島鯉水子。[新]詩論・エッセイ文庫16。 目次 プロローグ――詩「蛙の夜」を読む 1 大手拓次には詩が必要なんだ 吉増剛造・関口彰 2 大手拓次について、もっと突っ込んで勉強し…

民衆詩派ルネッサンス 実践版 一般読者に届く現代詩のための詩論 苗村吉昭

2021年11月、土曜美術社出版販売から刊行された苗村吉昭(1967~)の詩論集。装幀は高島鯉水子。 目次 はじめに ・本論 第一章 新川和江から始めよう 第二章 池井昌樹と夕焼けを見る 第三章 最果タヒに共感する詩人はみんな嘘つき? 第四章 和合亮一の原点 …

蟬の島 井野口慧子詩集

1994年12月、書肆山田から刊行された井野口慧子(1944~2019)の第5詩集。装幀は河野勝重。著者は広島県生まれ、刊行時の住所は広島県東広島市。 目次 蟬の島 六月の物語 夕映え 雨上がり 空 もしも明日―― シラサギ あの人 くちなし 流形 蛇 沈丁花 羽 巣 忘…

旅人は待てよ 金田弘詩集

2006年6月、湯川書房から刊行された金田弘(1921~2013)の詩集。表紙絵は西脇順三郎「はりまの春」。付録栞は、「栞」(津田清子)、「(永劫の思ひ残る)詩」(藤富保男)、「豊穣の『時』『空』」(山本忠勝)、「うるわしい雷鳴」(大倉宏)、「金田さん…

凍える口 金鶴泳

1970年7月、河出書房新社から刊行された金鶴泳(1938~1985)の短編小説集。表題作は1966年第4回文藝賞受賞作品。 目次 凍える口 弾性限界 まなざしの壁 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

道 下津雅俊詩集

1993年9月、安藤出版社から刊行された下津雅俊(1932~)の第3詩集。装幀は森下タカ子。著者は和歌山県生まれ、刊行時の住所は大阪府藤井寺市。 目次 推薦の言葉 隅田康男 道 台湾海峡 時間 病める庭園 アリの世界 処女慕情 冬 蚊 呼び覚せ 夜の呼吸 鉄鋼建…

植木曜介詩集 植木曜介

1971年8月、北方新社から刊行された植木曜介(1914~1971)の遺稿詩集。編集は植木曜介詩集編纂委員会。著者は弘前市生まれ。 植木曜介は天性的に詩人の景質をもっていた。彼は昭和八年、二十歳のころから詩を発表したが、その作品はナイーブで、美しい抒情…

井戸のなかの魚 瀬谷耕作詩集

1969年11月、黒出版社から刊行された瀬谷耕作(1923~2014)の第2詩集。著者は福島県西白河郡生まれ、刊行時の住所は水戸市。 田植えの夢を見たから、と母はよく仏壇に線香を立てた。田植えの夢はわるい夢とされていたのである。なぜ凶夢であるのかは言わな…

哀しく 美しく 八木道雄詩集

2003年6月、私家版として刊行された八木道雄の第5詩集。 目次 生きつづける 位置を知る ここにいるよ ただひとつの目にのみめざめ 喪われる 息絶える 桜の枝をゆさぶることは…… 構造物 噛みつぶす 中心 ただ 行為だけが…… 探されたい 秋の歌 型の世界 みんみ…

雲に鳥 佐藤清詩集

1929年8月、柴田書房から刊行された佐藤清(1885~1960)の第4詩集。装幀は恩地孝四郎。 目次 囚人の體操 夜の蜘蛛 何も知らぬ朝 郊外電車を待つてゐる子供等 海と都會 風におされてる樹木 日の照らぬ畫 春の休暇 ガードの下にて 美 豫感 新宿驛車庫前に立ち…

下山清ノート 四重苦の放浪歌人 森荘巳池

1979年3月、翠楊社から刊行された森荘巳池による下山清(1902~1931)研究書。表紙は金子昌代。 郷土の研究3。 目次 下山清歌稿(抄) ・ノート1 評伝下山清 生いたち 清と佐一の出会い 結核を病んで 哀れなる慕情 旅に詠う 遠野のころ 慈母白土キク 瀕死の床…