2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

燃える蝶 島一春

1967年6月、南北社から刊行された島一春(1930~)の長編小説。題字は篠崎千、装幀は山本美智代。著者は天草生まれ、刊行時の住所は荒川区西日暮里。 目次 第一章 笹の櫂 第二章 風の港 第三章 地鳴りの昼 第四章 のさりの冬 あとがき NDLで検索Amazonで検索…

蛆の乞食よ目をさませ 本物の教祖・北村サヨの生涯 森秀人

1975年10月、大和出版販売から刊行された森秀人(1933~2013)による北村サヨの評伝。カバー装幀は代田奨。北村サヨは天照皇大神宮教の教祖。 目次 序章 焼跡に立つ神 "敗戦"と価値観の転倒 「踊る宗教」との出会い 都会知識人の拒絶反応 熱狂的"東上"〟 中…

女性文学の現在 貧困・労働・格差 矢澤美佐紀

2016年4月、菁柿堂から刊行された矢澤美佐紀(1964~)の評論集。社会文学叢書 目次 Ⅰ 女性の貧困・格差 1 現代女性文学における「貧困」の諸相 2 〈ニッチ〉としての正しい生き方―——津村記久子 『ポトスライムの舟』の世界観 3 ロストジェネレーションのし…

冬野の虹 清川妙

1973年10月、集英社から刊行された清川妙(1921~2014)の少女小説集。編集はサン・パブリシティ。カバーは中沢潮、カットは池田幹夫。コバルト・ブックス。 目次 ・冬野の虹 星月夜 新しい仲間たち 美穂子の日記 安西画塾の日々 草の穂 日展をめざして 白い…

友へ 大道寺将司句集

2001年5月、ぱる出版から刊行された大道寺将司(1948~2017)の句集。著者はテロリスト。東アジア反日武装戦線“狼”部隊のリーダー。 目次 序にかえて 辺見庸 「魂の在分」 一月 二月 三月 四月 五月 六月 七月 八月 九月 十月 十一月 十二月 解説 齋藤愼爾 …

いちにち 岡島弘子詩集

1987年9月、紫陽社から刊行された岡島弘子(1943~)の詩集。装幀は板垣光弘。第38回H氏賞候補作品。著者は東京生まれ、刊行時の住所は狛江市東野川。 目次 ・いちにち 会話 前髪を切る 髪を結いたいアキコのように 食卓 80%は主婦だけど 滝のように裁ちたい…

心のモザイク 若谷和子詩集

1967年7月、山梨シルクセンター出版部から刊行された若谷和子(1943~)の詩集。装幀挿画は藤田ミラノ。 目次 ・耳があなたをおぼえてる 耳があなたをおぼえてる 私は風に名前をつける 起きててよかった 夜の雨には色がない 少しもねむたくないときは ねむれ…

田端 矢部登

2022年11月、龜鳴屋から刊行された矢部登の随筆集。表紙、題字は武藤良子、表紙写真は小幡英典、本文デザインは著者、造本設計は龜鳴屋。龜鳴屋本第34冊目。 目次 ・鏡花と蕉園 草木を風を 田端迷図 田端道 田端の奥の 野の佛夕照 飛鳥山櫻花 鏡花と蕉園 田…

霊魂は羽ばたく 長田穂波詩集

1975年5月、ろばのみみ編集部から復刻された長田穂波(1891~1945)の詩集。装幀は西坂修。表紙版画は渡辺禎雄「天国の鍵」。元版は1928年光友社発行。 復刻のことば 文学博士 関根文之助 このたび、長田穂波著の詩集『霊魂は羽ばたく』が、復刻本として、限…

言葉の力 シェイマス・ヒーニー 佐野哲郎 風呂本武敏 井上千津子 大野光子

1997年10月、国文社から刊行されたシェイマスヒーニーの評論集。翻訳は佐野哲郎、風呂本武敏、井上千津子、大野光子。 目次 謝辞 ネロの興味深い例とチェーホフのコニャックとノッカー 第一部 場を持たぬ天空――カヴァナのもう一つの見方 光の海 マルヴァーン…

小鳥の森 庄野英二

1965年7月、垂水書房から刊行された庄野英二(1915~1993)の童話集。絵は庄野光。 目次 かもつれっしゃ 牛のさんぽ くさもち ふっかつさい 復活祭のたまご もうくろの話 くちぶえ 金太郎のサーカス 鉛筆 手品使いのクック あじさいとかたつむり 長い日曜日 …

火の瞳 早乙女勝元

1964年2月、講談社から刊行された早乙女勝元(1932~2022)の長編少年少女小説。装本・挿絵は鈴木義治、レイアウトは安野光雅。著者は東京大空襲・戦災資料センター名誉館長。 目次 プロローグ 警報発令 落下傘がおりてくる 鉄のきば 潜水号地下へ おりの中 …

知覧特別攻撃隊 いまここに知覧特別攻撃隊のすべてが結晶する 村永薫編

1989年4月、ジャプランから刊行された知覧特別攻撃隊の解説書。編集は村永薫。 目次 はじめに 知覧特別攻撃隊の概要 村永薫 留魂録(日記) 佐藤新平 遺書・遺詠 女子勤労奉仕隊員の記録 前田笙子 遺族への手紙 帖佐潤子 特攻の母 鳥浜とめ 特攻隊戦没者名簿 …

破天の人 韓国のスーパーアーティスト金大煥 大倉正之助

2005年5月、アートンから刊行された大倉正之助による金大煥の評伝。構成は篠藤ゆり。カバー写真はCHUN KYUNG-WOO。アートディレクションは長友啓典、ブックデザインは山田真介+K2、編集は上野晶子。 目次 第一部 別れ、そして出会い 第二部 遡る旅 第三部 …

徳重敏寛詩集 徳重敏寛

1970年5月、国文社から刊行された徳重敏寛の詩集。付録栞は月村敏行「解体していない視力と言葉――あるカトリシアンの詩集について」。 目次 ・第一部 Ⅰ 梅林 冬芽 雲 椿の顔 椿 なわ跳び 草叢で 蔦 枯れた葉 木の花 山 呟き 夜明け、小鳥たちは叫んでいる わ…

繭となった女 小林美代子

1972年10月、講談社から刊行された小林美代子(1917~1973)の長編小説。装幀は栃折久美子。著者は釜石市生まれ、刊行時の住所は三鷹市井の頭。 私は飢え通しでした。食べても食べても飢餓感は去らなかった。が、より精神的な飢餓感が堪えがたかった。何でも…

ひだまり 星まゆみ詩集

2011年5月、フラジャイル党から刊行された星まゆみの第3詩集。著者はえりも町出身、刊行時の住所は苫小牧市新明町。 目次 Ⅰ ひとすじの光 テンダートーンの魂 初冬の伝言 冬に鳴いた蝉 黒い爪 狂った車輪 演奏会 チェロの復活 黒い火花 ガラスの壁 冷たい点…

鳥葬の子どもたち 今辻和典詩集

1969年1月、黄土社から刊行された今辻和典(1929~2006)の詩集。装幀は石黒誠作。著者は鹿児島県生まれ、刊行時の住所は横浜市保土ケ谷区。 目次 コカ・コーラの歌 非行 漢方の店 鳥葬の子どもたち 通勤電車にて 子どもたちを 空の記憶 少年 The Beetles 田…

れとると なだいなだ

1967年7月、大光社から刊行されたなだいなだ(1929~2013)の短編小説集。装幀は赤坂三好。 私は、この本に、精神科医としての生活の中から題材をとった、二つの小説を集めた。両方とも、カタカナの題の小説である。 私は、ここで自己の作品の解説をするつも…

知彗子の四季 所武雄

1953年11月、北辰堂から刊行された所武雄の長編小説。 目次 Ⅰ 冬の日 A犬山町 B知慧子 Cおさよ D坂田の爺い E喜久治 Ⅱ 春の日 A犬山祭 B沢田先生 C晴着 D城の上 Ⅲ 夏の日 A帰省 B大乙の書 C風鈴 D岩の上 E百度石 Ⅳ 秋の日 A手紙 B喪失 C失踪 D野分 NDLで検索…

二束三文詩集 川崎彰彦詩集

1986年2月、編集工房ノアから刊行された川崎彰彦(1933~2010)の詩集。 七年前、VAN書房から『竹藪詩集』というのを出してもらった。生涯に一冊の詩集が持てて、わたしはうれしかった。もう詩を書かないつもりだったが、注文がきたりして、また書くようにな…

砂の意味 前田邦博詩集

1971年9月、思潮社から刊行された前田邦博の詩集。 目次 1 孤島 2 壁 共犯者 春の仮睡 堕落論 水 花 服 顔 濡れた舗石 霧のなかの 木について 3 夜の祈り 砂の意味 壊われるもの 断章 道について ある序章 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で…

映画スキャンダル50年史 栗田信 小野好唯

1956年7月、文芸評論社から刊行された映画エッセイ集。装幀は石原豪人。スワン新書。 目次 第一部 日本映画界むかしむかし 壮烈!川上音二郎 活動写真アレコレ 新劇史を変えた須磨子 トーキー以前のはなし 情熱の女優岡田嘉子 活弁士追放令 転落のヒロイン、…

花響 中島秀子句集

1974年4月、沖発行所から刊行された中島秀子(1936~2017)の句集。題簽は加藤楸邨、装幀は遠藤須巳。著者は東京生れ、刊行時の住所は葛飾区青戸。 「花響」(はなひびき)は、「陶の耳飾り」以後十年間の作品の中から選んだものである。私にとって多難な時期…

おしらこさま綺聞 新井高子詩集

2024年3月、幻戯書房から刊行された新井高子(1966~)の第4詩集。装幀はミルキィ・イソベ。第6回大岡信賞受賞作品。著者は桐生市生れ。 目次 衿もと 艦衣 川曲 白い犬 神の子 神の木 川あそび 織子瓜子祭文 おーしらさま考 電球 化野 七歳 逢魔 供物 棒一本…

百舌勘定 園靖之助詩集

1992年1月、近代文藝社から刊行された園靖之助(1928~)の詩集。カットは園房江。日本詩人選集第6集。刊行時の著者の住所は江東区新大橋。 百部出したら大方返ってくる返本の始末を考えると、折角のお誘いにも気の進まないものがあった。でも、通夜の晩に一…

鶴は病みき 岡本かの子

1936年10月、信正社から刊行された岡本かの子(1889~1939)の短編小説集。著者は岡本太郎の母。 目次 渾沌未分 上田秋成の晩年 ドーヴィル物語 荘子 百喩経 敵(戯曲) 豆腐買ひ ガルスワーシーの家 鶴は病みき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤ…

壁 安部公房

1969年5月、新潮社から刊行された安部公房(1924~1993)の短編小説集。カバーは安部真知。新潮文庫。 目次 序 石川淳 S・カルマ氏の犯罪 赤い繭 洪水 魔法のチョーク 事業 バベルの塔の狸 解説 佐々木基一 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオク…