2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧
1990年9月、花神社から刊行された夏目典子の第5詩集。装画は吉川勉、装幀は熊谷博人。刊行時の著者の住所は港区高輪。 目次 ガブリエル通り 河盛好蔵 ブルージュの朝 桐の花 墓地 黒い猫 島 帰り道 秋 風紋 雨 一本の木が秋になる かもめと雪と 散歩 五月 尼…
1957年11月、国文社から刊行された牧野芳子の詩集。装幀は九鬼鉄夫。ピポー叢書39。 目次 ・精英樹 精英樹 表現 人の行方 湖のひと 青春 方解石 オロロン鳥の季節 形而上の牧場 アルピニストの歌 白鳥の湖 橋 白夜 ・夜の虹 夜の虹 鵜飼 邂逅 薄氷 感光 切株…
1970年9月、北斗工房から刊行された木全圓壽(1920~1994)の随筆集。著者は名古屋近代文学史研究会の主宰者。 目次 詩と詩人の負数 本間五丈原伝説 海の城 佐々三雄二題 試行錯誤「漂浪」 五月・なにを見たか 黄色い夕昏 「私」という他人 豊島幽陰その他 …
2010年6月、レモン屋から刊行された花田英三(1924~2014)の詩選集。編集は牧衷。装幀は谷口哲男。 シューマンに、二十の小曲をつみ重ねた「カルナヴァル」という名作がある。この終曲の「ペリシテ人を撃つダビデ同盟員の行進」は、花田お気に入りの一曲だ…
1981年7月、晝顔社から刊行された萩原悠子の詩集。 目次 監視 鳩 白い鳥 鶯の精 港の灯 首 野いちご 月光 ひと言 姉様人形 沐浴 ピアノソナタ 砂丘にて NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1994年4月、潮流出版社から刊行された久保寺亨(1951~)の第5詩集。著者は神奈川県生まれ、刊行時の住所は海老名市さつき町。 どこの馬の骨とも知れない奴が、「迷いの跡」だとじゅうじゅう承知しながらも、また一つ『凸凹(でこぼこ)哀歌』なる夢料理を、…
1988年6月、アベブックスから刊行された阿部恭久(1949~)の詩集。装幀は日比野克彦、ヒビノスペシャル(日比野峰子担当)。著者は岐阜県生まれ、刊行時の職業は歯科医。 目次 ・序詩 存命 ・S盤アワー 夢のデイト すてきな悲しき16才 ボビーに首ったけ カ…
1975年7月、永田書房から刊行された上田都史(1906~1992)の評論集。 目次 第一章 新傾向俳句の中の虚子 虚子の非定型俳句。なぜ虚子は自由律で俳句を書いたか。漱石・虚子を戒む。 第二章 正岡子規俳句革新の限界 有季定型は立派。月並とよばれた俳句。子…
2012年10月、藤原書店から刊行された石牟礼道子(1927~2018)による高群逸枝(1894~1964)の評伝。。 目次 第一章 森の家 第二章 残像 第三章 霊の恋 第四章 鏡としての死 <補>「最後の人」覚え書 森の家日記 「最後の人」覚え書―橋本憲三氏の死 朱をつ…
1974年3月、構造社から刊行された青砥一二郎の長編小説。装画は柴田広。光石介太郎(1916~1984)のペンネーム。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2005年4月、作品社から刊行された中原文夫(1949~)の短編小説集。装幀は小川惟久。表題作は第111回芥川賞候補作品。 目次 あやかし 火花 数列 頭取への電話、ある恩義の顛末 彼らの此岸 不幸の探求 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1992年9月、ながらみ書房から刊行された安藤美保(1967~1991)の遺稿歌集。装幀は渡辺美知子。著者は東京生まれ、研究旅行中に滋賀の山中で転落死した。 目次 Ⅰ モザイク 透きとおるもの 昼顔の露 曲線の時計 のど飴 国文科生 幼なじみ 家族 大学の朝 Ⅱ 少…
2023年9月、春秋社から刊行された恩田侑布子(1956~)の評論集。 目次 序 星を見る人 Ⅰ 近代を踏み抜いて 『石牟礼道子全句集 泣きなが原』 近代の棺桶から半身を起こす 無垢と異形 システム解体の先へ Ⅱ 皮膜と「興」 草間彌生と荒川洋治 草間彌生 虚と実…
1970年9月、新人物往来社から刊行された幻想小説アンソロジー。編集は都筑道夫。 目次 英雄の誕生 都筑道夫 魔女の誕生 ロバート・E・ハワード 沈める島 フリッツ・ライバー ウェレランの剣 ロード・ダンセイニ 不死鳥の彼方 ンリー・カットナー ヘルズガル…
1946年7月、和田堀書店から刊行された芝木好子(1914~1991)の短編小説集。 目次 昔のひと 非情 希望 待つ日 三の酉 祖父 淡雪 愛情 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1955年9月、近藤書店から刊行された藤田湘子(1926~2005)の句集。 目次 序 水原秋櫻子 初蝶(昭和二十五年以前) 牛の眼(自 昭和二十五年 至 昭和二十六年) 夜の坂(自 昭和二十七年 至 昭和二十八年) 晩春(自 昭和二十九年 至 現在) 跋 石田波郷 後記…
1991年12月、福武書店から刊行された川端要壽(1924~)の評論集。装幀は山高登。 目次 第一章 創刊時の人々 第二章 『日暦』創刊 第三章 新同人(田宮・矢田・円地ら)加入 第四章 『人民文庫』時代 第五章 『人民文庫』以後 あとがき NDLで検索Amazonで検…
1996年6月、思潮社から刊行された横木徳久の評論集。 目次 Ⅰ 愚昧さの美学 一九八八年の時代感覚 修辞的なライフスタイル 九〇年代詩の新鋭たち 詩の特権性を求めて 一九九一年の詩書展望 最悪の彼方に 一九九二年の詩的状況 状況を忘れたカナリアたち 一九…
1985年5月、幻想文学会出版局から刊行された幻想文学アンソロジー・ムック。第1回幻想文学新人賞入選作品と選評など。 目次 ・幻視の文学 1985 招待作品 土神の夢 天沢退二郎 海の音 須永朝彦 眠れる美女 山尾悠子 出づるもの 菊地秀行 鬼哭 田中文雄 猫と同…
1994年1月、国文社から刊行されたトルコの選詩集。翻訳は峯俊夫(1924~)。 目次 トルコの詩について Ⅰ 中世 フズリ 抒情詩篇(抄) レイラーとメジヌン(抄) バーキー 抒情詩篇(抄) Ⅱ 現代 ナズム・ヒクメット・ラン アナトリヤ 胡桃の木と跛のユヌースの物語…
1988年3月、思潮社から刊行された瀬尾育生(1948~)の評論集。装幀は杉浦イッコウ。 目次 A.T. Ⅰ 道に迷うこと 背後の笑い 序にかえて トウキョウ、不可知の雲 大地を封印すること 純粋人間たちのリング 境界の「こちら」側 箱船の散佚、方舟の漂い 「無気…
1984年11月、菁柿堂から刊行された須山ユキエ(1917~)の短編小説集。表題作は第24回女流新人賞受賞作品。 目次 延段 恵み日和 滝・匂う 水面鏡 トネリコの里 濡緣 旅みやげ 紫蘇かおる 雪・まどう あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオ…
1999年7月、パロル舎から刊行された天沼春樹(1953~)の短編小説集。装画は勝国彰。 目次 ・転生奇譚集 天竺夜話 一千年 班猫 かげろう ・夢童子 夢鏡 夢合戦 傀儡師 海女部 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1999年10月、思潮社から刊行された安田雅文の詩集。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2005年11月、書肆山田から刊行された福井桂子(1935~2007)の第7詩集。装画はカイカワカイ。著者は八戸市生まれ、三木卓の妻。 はじめて詩集を出した時は、この一冊で、充分楽しく満足でした。けれども、そののち、三冊の詩集が必要であると思うようになり…
2010年8月、文治堂書店から刊行された佐伯義郎(1918~1979)の選詩集。著者は宮沢賢治の童話の挿絵等で知られる。 目次 運河 青豌豆 青い塵の中で 貧乏猫 小人の四行詩 青いクレオンの窓から 小鰺の旅行者 股座の猫 掌の中の星(1) 掌の中の星(2) 鬼瓦の…
1984年4月、花神社から刊行された石垣りん(1920~2004)の第4詩集。装幀は吉岡実。 過去三冊の詩集を十年きざみでまとめて来ましたが、花神社の大久保さんに、今まではそれでいいですけれどね、こんども十年後というわけには行かないのですよと言われ それ…
1976年9月、コーベブックスから刊行された窪田般彌による岩野泡鳴論。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1990年8月、思潮社から刊行された高屋優子(1966~)の第1詩集。装幀・装画は伊藤聚。付録栞は井坂洋子「浮遊霊か迷い犬みたいに」。 一九八八年より一年間は「自分探しの時代」と記憶しています。 当時学生だった私が「現代詩手帖」に投稿した所在ない作品…
1975年5月、濱田隼雄作品集刊行委員会から刊行された濱田隼雄(1909~1973)の遺著。編集委員は小野四平、作間謙二郎、庄子直人、前内登。題字は著者原稿より集字、写真は佐藤中治、装幀は濱田直嗣。 目次 連作「仙台維新」より 金上げ侍(天明米騒動) 向う…