2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
1963年12月、詩苑社から刊行された岩橋正子の詩集。装幀は佃公彦。 目次 すぐれた蜂 串田孫一 裸の腕 谷川俊太郎 Ⅰ あたし ひとり 記憶 人に云うてはなりません 幸せについて 青い小さなみかんの季節 おとなたち 天使の夢 希望をもたずに 飛行機雲 停車場 罪…
1980年7月、新教出版社から刊行された島比呂志(1918~2003)の短編小説集。著者は観音寺市生まれ、1947年にハンセン病療養所大島青松園に入院、48年に星塚敬愛園へ転園。1958年より同人誌「火山地帯」を主宰。 目次 奇妙な国 永田俊作 碧い勾玉 カロの位置 …
1946年4月、柏書店から刊行されたアレクサンドル・ブローク(1880~1921)の長編詩集。翻訳は中山省三郎(1904~1947)。装幀は亀倉雄策、挿絵はアンネンコフ。 露西亞象徵派の詩人たちは、すでに十月革命以前に、社會的現實に目を蔽ひ、現實の苦惱や矛盾を…
1956年2月、元々社から刊行された知里真志保(1909~1961)と小田邦雄によるアイヌ・ユーカラ集。 目次 まえがき 知里真志保 フクロー神が所作しながら歌った神謡 フクロー神が所作しながら歌った神謡 三つの短篇神謡 樺太の神謡 エゾイタチの女神が所作しな…
1937年2月、春秋社から刊行された橘外男(1894~1959)の短編小説集。装幀は吉田貫三郎。 目次 米西戦争の蔭に 野生の呼ぶ聲 鬼畜の作家の告白書 遺産三萬八千クローネン NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1986年8月、オリジン出版センターから刊行された木原実(1916~2010)の全詩集。刊行時の著者の住所は船橋市東船橋。箱装画は井上光三郎、写真は桶口健二、装幀はわたなべ・かずえ。 目次 ・漂う草 ウスリイの唄 烏蘇利詩篇 戦場 風の中 月牙 流木拾い 春 鶴…
1969年11月、黄土社から刊行された笠原三津子(1926~2019)の第4詩集。著者自装。 一九六七年九月から六九年九月までに書いた詩を収めたこの詩集を、母の意識のはっきりしているうちに母に捧げたいと思いました。母は明治三十三年二月七日、故飯野吉三郎の…
1953年1月、私家版として刊行された菊岡義政の詩集。装画は原田子寛、写真は小川光三、戸口健次郎、彫刻は著者。 目次 若い鹿 小さな街 崖 秋 白鳥 隕石 橇 白い化石 夜明けのうた 秘密 箱馬車 黒い雨季 指 壁 埋葬 手紙 傷ついた鷲 ・彫刻作品写真 鹿 牛 エ…
1980年7月、七月堂から刊行された中森美方(1951~)の第2詩集。装画は戸谷秋郎。著者は熊野市生まれ、刊行時の住所は日野市日野台。 第一詩集「暗域」以降の作品のうちから、二十四篇を選んで詩集「首のない神」とした。表題は不吉で大仰なようにも思えたが…
1975年12月、土曜美術社から刊行された木原実(1916~2010)の第1詩集。装幀は佐伯義郎。著者は政治家。刊行時の住所は市川市北方。コスモス同人。 一九四二年、兵隊として大陸の荒野に送りこまれたときから隠れたように詩のようなものを書きはじめ、それか…
1960年1月、中央公論社から刊行された古田芳生(1920~1995)の作品集。装幀は高橋忠弥。「三十六号室」は第3回中央公論新人賞候補、41回芥川賞候補となる。「孤児」は第42回芥川賞候補作品。 目次 三十六号室 孤児 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索…
1987年7月、草思社から刊行された岩田宏(1932~2014)の長編小説。装幀は平野甲賀。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1993年11月、朝日書林から刊行された久鬼高治(1914~2008)の短編小説集。装幀は大貫デザイン事務所+伊藤庸一。 目次 雨季茫茫 青春一夢 首途 「愛怨峡」異聞 嫌やな山 ある夏の日日 ひとりの愛読者として 松本道介あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古…
2005年8月、書肆山田から刊行された来住野恵子(1959~)の第3詩集。カバーオブジェは勝本みつる。 目次 Ⅰ 夜明け・Passion Ⅱ 仔馬物語 帰還 ブルグミュラーOp.100より「清い流れ」 窓 唱和 降誕祭を待ちながら 道行 心中天の星屑 どうぞ 愛 来意 Ⅲ 天使の重…
1996年10月、書肆山田から刊行された来住野恵子(1959~)の第2詩集。装幀は青山杳。著者は東京生まれ、刊行時の住所は八王子市。 目次 Ⅰ 白日の祈り 黒い朝 発端 脱衣 単旋律 紫の控え室 白夜 対決 二千年の秋へ 原種系 プラチナの朝 恋に走れ 薔薇 Ms. Cal…
2013年8月、東京四季出版から復刊された柿本多映(1928~)の第1句集。俳句四季文庫。元版は1984年書肆季節社刊。著者は滋賀県生まれ、刊行時の住所は大津市。 目次 序・桂信子 幻華 昭和52年 月夜の犀 昭和56年 穂絮の海 昭和57年 父恋 昭和58年 跋・橋閒石…
2024年6月、岩波書店から刊行された石原真衣(1982~)と村上晴彦(1970~)の評論集。カバーは結城幸司。 目次 序章 まなざされるアイヌとまなざし返すアイヌ 第1部 遺骨返還運動とアイヌ近代史 第1章 先人の尊厳と未来の教育――遺骨返還運動にたずさわる…
1965年7月、楡書房から刊行された山田秀三(1999~1992)のアイヌ語地名論考集。刊行時の著者の住所は札幌市北1条。妻・総子は片山廣子の娘、宗瑛。 目次 はしがき はんれい ・第一部 札南地区 札南地区の図 熊ノ沢にて 藤ノ沢の川の名 石山の附近 八垂別の…
2012年12月、花神社から刊行された秋吉康(1945~)の詩集。著者は旧満州奉天市生まれ、刊行時の住所は山口市。 本集を編みつつ、幾度となく思い浮かんだのは、「幽明遥けく隔つとも……」という小説『野菊の墓』の最終行であった。このつたない詩群のなかに、…
1952年12月、日本文教出版から刊行された永瀬清子(1906~1995)の随筆集。装幀は外村吉之介。刊行時の著者の住所は赤磐郡豊田村松木。 目次 序文 寿岳しづ ・第一章 午前二時の手帖より 説明 価値標準 情緖の変化 バランスシート 未完成の徳 お経 愛につい…
1997年3月、麻布霞町画廊から刊行された島朝夫(1920~2011)の詩集。写真は松尾幹生、装幀は小村裕一。 目次 静かな朝から来た少女 あなたはどこにいるのですか 沼 雅歌 ヨブ 黙示 これを女と名付けよう バンザイ・ヒル ~ない 南アルプス アジアの女 果実 …
1967年5月、大光社から刊行されたストルガツキー兄弟の長編小説。翻訳は彦坂諦(1933~)。ソビエトS・F選集3。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2012年8月、メディアファクトリーから刊行された佐藤弓生(1964~)の歌集。装幀は名久井直子、装画は黒田潔。幽BOOKS。著者は金沢生れ。 目次 うたう百物語 あとがき 引用歌出典一覧 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1947年4月、笛発行所から刊行された田中冬二(1894~1980)の詩選集。 目次 ・日本の秋 皿 洋燈 暮春ネルの着物 村 日本の秋 秋の匂ひ 八十八夜 ふるさとにて 凍豆腐を夜干しする冬の村 本栖村 田澤温泉 黒雛温泉 白骨温泉 法師温泉 伊豆初夏 小河内の湯 氷…
1962年11月、未開出版社から刊行された石出和の第3詩集。カバーは堀井英男、装本は川口昌男。刊行時の著者の住所は市川市八幡町。 目次 序 Ⅰ 蝸牛の夜 故郷 青葉の季節に 貧しいいのち 老父の目 秋 小さい庭 菊の咲く部落 Ⅱ パントマイム 葬送曲 昼さがり あ…
1990年9月、路上社から刊行された泉谷明(1938~2020)の第8詩集。著者は青森県生まれ、刊行時の住所は弘前市栄町。 目次 魂の漂白として素足で 弘前は雪です 日曜の音たちまちの音 ねっ 体育の日は晴れて 川もろとも頭から 日は障子を刺した ああ晴天おお …
1986年4月、路上社から刊行された甲田衿(1946~)の第4詩集。装本は木村正幸。 単なる語呂あわせにすぎない私の日常性のなかから、ゴロニャンと甘ったるく、自分の遊びも人のアソビも見分けがつかぬまま、暇つぶしにまたも四冊目の詩集を出してしまいました…
1980年12月、北の街社から刊行された甲田衿(1946~)の第2詩集。刊行時の著者の住所は青森市中央。 目次 Ⅰ 伝言 恋人たちの海図 パンのかたち 親不幸・子不幸(孝) 幸せのプレリュード 花塵 位置 Ⅱ 帰る 五月に 桜桃の季節 カタルシスな夏 てなれた言葉で 電…
2003年8月、文藝春秋から刊行された吉村萬壱(1961~)の長編小説。装画は中村隆、装幀は大久保明子。第129回芥川賞受賞作品。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2002年2月、文藝春秋から刊行された吉村萬壱(1961~)の第1作品集。装画はしりあがり寿、装幀は大久保明子。表題作は第92回文學界新人賞受賞作品。 目次 クチュクチュバーン 人間離れ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索