その他詩集

舟 その他 松川紀代詩集

2004年10月、ミッドナイト・プレスから刊行された松川紀代(1948~)の第4詩集。装画は善家しのぶ、装幀は戸田光代。著者は大阪生まれ、刊行時の住所は生駒市。 目次 化粧 家屋 下町 あの感じ あほ 手首 仕事 忘れもの 妹の友達 その子の顔 旅情 衝動 某月某…

循環屑 高野静行詩集

1997年9月、巴書林から刊行された高野静行(1964~)の第1詩集。装幀は入瀬拓。著者は東京生まれ。鈴木研也 目次 未ダ生マレテイマセン、ソレハ 開始 なにかが流れ始めるとか、あるいは 巡礼 巡るもの、巡ってくるものについて 否定の塔 聳え立っているもの…

キムラ 佐々木洋一詩集

1998年11月、土曜美術社販売から刊行された佐々木洋一(1952~)の第11詩集。装幀は斉藤綾。著者は宮城県栗駒町生まれ。刊行時の住所は宮城県栗駒町。 目次 逆さ地蔵 かもじ抗伝説 キムラ タムラ 国松 乙松 水球 狐の匂い 豆の愛 ずんどうを愛する 稲だらけ…

花咲群 江島桂子詩集

2000年3月、思潮社から刊行された江島桂子の第2詩集。装幀は林保次郎。 目次 Ⅰ 卵(らん) 毬 湖底電話 花咲群(はなさきむら) お川 母地(ぼち) なつ 鱗族 Ⅱ 沼沢地 火屋(ほや) キネ 不知火(しらぬい) 他火(たび) 処方箋 紐 藺田(いだ) 鐘 狭間(…

ローザ/帰還 笠井嗣夫詩集

2003年6月、思潮社から刊行された笠井嗣夫(1942~)の第4詩集。著者は北海道生まれ。プロレタリア詩人の笠井清は父。 目次 Rosa Blue Rosa 棒杙 ラバーソウル Blue in Green 不眠 痕跡 滞在 跳ねる魚 橋への誘い 航海 帰還 放火 投身 見知らぬ白 <場所> …

沼へ 宮田澄子詩集

1980年12月、不動工房から刊行された宮田澄(1930~)子の詩集。刊行時の著者の住所は三重県四日市市。 昨年偶然のことから、空襲の夜以来散り散りになっていた友人たちに再会した。話は尽きなかったが、私は子供のころから異様に覚めていたと言われ、思いあ…

オケアノスの食卓 植村勝明詩集

1988年7月、詩学社から刊行された植村勝明(1934~2019)の第1詩集。装幀は十河雅典。著者は熊本県生まれ。 目次 海市 海のメモリー 蝕まれたオメガ 待ち望む過去 アナザー・タウン フィンランディア 失韻のアルファベット 不機嫌な城主 走れメロス アリの目…

影のレミニッセンス 松浦成友詩集

1996年1月、詩学社から刊行された松浦成友(1958~)の第2詩集。装幀は北見俊一。著者は町田市生まれ、刊行時の職業は県立高校教諭、住所は相模原市。 目次 被拘禁者の喜び 冬の蝶 ドレッサー 指輪 うみにねむる 烙印 石 (ミネラルの事) 午後のシューレ 表面…

河辺の髪 瀬戸口道子詩集

1981年11月、昭森社から刊行された瀬戸口道子の第2詩集。 目次 河辺の髪 亡き母からの手紙の来る日 芙蓉の庭 あやめの便り 嵐の中で 早春の夜の考える人 鍵 水の天体 舟路 生きものの声 日射しの多い月日 樹相 魚 夢とパン 第三の手 夜の計量 護りの腕 祈り…

春の謎 高垣憲正詩集

2010年11月、土曜美術出版販売から刊行された高垣憲正(1931~)の第5詩集。装幀は森本良成。著者は広島県世羅町生まれ、刊行時の住所は尾道市。 詩とは、実はささやかなものだと思う。 哲学、思想、意見や主張、あまたのメッセージがそのまま詩になるのでは…

入らずの森 古谷鏡子詩集

2009年11月、砂子屋書房から刊行された古谷鏡子の第5詩集。表紙石版画は清水洋子。刊行時の著者の住所は調布市。 この頃、終りのない詩を書きたいと思っている。終りがないということは、一方でどこで終わってもいいということでもある。断片のように、そし…

ポートレート 金子美保詩集

1988年4月、詩学社から刊行された金子美保の第1詩集。装幀は内山朋子。刊行時の著者の住所は調布市。 この詩集にまとめた詩は、一九八六年から八七年にかけて書いたものです。 一番古いのは、本のタイトルにもなった「ポートレート」で、これは八六年の夏に…

影たちの葬列 長津功三良詩集

2003年8月、幻棲舎から刊行された長津功三良(1934~)の第6詩集。著者は広島市生まれ、刊行時の住所は山口県玖珂郡美和町。 目次 影たちの葬列Ⅰ 腕 火焔樹 ずるむけ 壊れた空 うじむし 六五○型電車 白い鴉 黒く裂けた空 元安橋・燃料会館跡 三篠大橋付近 人…

まひるの星 松山豊顕詩集

1979年12月、無限から刊行された松山豊顕(1926~)の詩集。著者は満州大連生まれ、刊行時の職業は高校進学塾塾長。 昭和五十四年九月七日午前二時、木原孝一さんが永眠された。 木原さんは「無限アカデミー」設立以来、世にかくれた詩人発掘と新人養成のた…

ルナール遍歴譚 水口洋治詩集

1981年11月、竹林館から刊行された水口洋治(1948~2013)の第4詩集。装幀は榊次郎、挿画は水口留美。著者は大阪市生まれ、刊行時の住所は大阪市東区。 目次 台風六号始末見聞錄 鶏 奴 愛すべきギョッタン 鶺鴒 仁德天皇陵 疑獄 ツバメ 警報ランプ 鬼行列 風…

白い夜 山本律子

2002年11月、土曜日術出版販売から刊行された山本律子(1968~)の第1詩集。装幀は狭山トオル。著者は埼玉県生まれ、写真家。 なんとなく続けていた。やりたかったというより、やってきたこと。いつのまにかつづいていたこと。私にとって詩を書くということ…

草津雑記 長田大生詩集

2002年12月、白地社から刊行された長田大生の詩集。装幀は有田純子。 目次 ・魚体 仏魚 臭魚 卵巣 霊魚 貴魚 黄魚 茸魚 干魚 棒魚 ・草津雑記 夏秋 春夏 雨天曇天 日々幻日 手術前後 ・独房 独房 続独房 ・ぼくのアメリカ ドル going my way コーンパイプ ム…

月夜の棉畑 後藤楢根

1941年7月、四海書房から刊行された後藤楢根(1909~1992)の童謡集。装幀は衛藤忠臣。画像は函欠本。 新興日本童謡詩人會をつくって「童謠詩人」を出したのはもう一昔前になる。一九三〇年版の年刊集を最後にぱつたりと童謠の仕事はやめてしまつたが、今に…

魂、この藁の時間 大島邦行詩集

1999年4月、思潮社から刊行された大島邦行(1949~)の詩集。装画は橘川祐一。著者は水戸市生まれ。 少年犯罪やら不景気やら、さらには毒物まで、一九九八年は毎日のように媒体(メディア)による世紀末現象に接してきた。世相の反映に加えて異常気象もその…

植物期間 谷本邦子詩集

1987年12月、野火の会から刊行された谷本邦子(1935~)の第1詩集。装幀は高田敏子、挿画は渡まゆ。野火叢書164。著者は三重県伊賀市生まれ、刊行時の職業は上野市立小学校教諭、住所は上野市。 谷本邦子さんは、三重県上野市で小学校の先生をしていられます…

聴花 橋本果枝詩集

1997年10月、みもざ書房から刊行された橋本果枝(1948~)の第2詩集。刊行時の著者の住所は広島市西区。 おかげさまで、第二詩集をようやく出版できることになった。題は、初めから「聴花」にしたいと思っていた。この言葉について、私なりに一言、書いてお…

月島・玉葱男 森本承子詩集

1996年6月、書肆山田から刊行された森本承子(1946~)の詩集。 目次 物語のはじまり ・月島 機織りの唄 満月の夜 糸 伸びる音 キト鳥 島野富二郎 眠る声 糸拾い 晒される糸1 晒される糸2 紡ぎ小屋 ムギボタル 月花 循環 呪文の朝 月島パズル ・玉葱男 麦…

四時 十村耿詩集

1979年5月、詩辞詩宴社から刊行された十村耿(1950~)の詩集。装画は室川幸雄。著者はいわき市生れ。 目次 二月 午前三時 四時へ 四時 四時 四時 泥 白子 婚礼のために ―断片― 理由 あるいてくるもの 家 格子を背負った男が 小金井 一九七二・夏 眠りにゆく…

玻璃となって 岩﨑風子詩集

2011年11月、書肆山田から刊行された岩﨑風子(1953~)の詩集。刊行時の著者の住所は神戸市垂水区。 わたしが小学生だった時、校舎の壁面に掲示されていたベトナム戦争の報道写真を見た衝撃は、まだ褪せることなく覚えている。 わたしたち人間は、あらゆる…

こっそりサンバ 川野圭子詩集

1994年9月、あざみ書房から刊行された川野圭子の詩集。刊行時の著者の住所は呉市。 目次 幸せ 背中 こんなわたしに 抱く 黒猫 いっしょにサンバ キラリと光る 見ている つきあってくれるかい 昼の月 もういいかい 身ぶるい 声 呼ぶ からっぽ 事件 ひなあられ…

桜桃の村にむけて 工藤正広詩集

1972年11月、創英出版から刊行された工藤正広(1943~)の詩集。創英選書3。著者は青森県南津軽生まれのロシア文学者。 これらはとりたてて夢ではあるまい。これら文体の習性に苦しめられる。結局、ぼくらは個々、それぞれの廃屋であったり、地図であったり…

北の種子群 近江正人詩集

2016年8月、書肆犀から刊行された近江正人(1951~)の第7詩集。挿画は佐藤廣。著者は山形県新庄市生まれ、刊行時の住所は新庄市。 今から二十五年程前、「北の鏃」という詩集を発行した折り、私の心に一つの問いが課題として残った。私にとって「北」とはど…

影は日向をあるいていた 姉高朱利詩集

1988年7月、石素の会から刊行された姉高朱利の詩集。カバーは宮内俊郎。 目次 なにもない海 人を沢山捨てた日 きっと 今夜は世界中が雨だろう モノトーン・タウン もうすぐ 春ですよ そこからトントンと 売 買 ひやかし 父がちぢむ エンドレス・スクーリング…

雨上がる 江上幸子詩集

1987年10月、浮游社から刊行された江上幸子(1933~)の詩集。12のシリーズ牡丹。著者は神戸市生まれ、刊行時の住所は大阪府羽曳野市。 目次 冬の日 舞台の裏で 雪まじりの雨の日 明るい木 苺 虫づる米 虹の橋 雨降り 冬の朝 雨上がる バッタ よ 姉妹 夕風 …

雪ねんぶり 灰山かずら詩集

1995年12月、詩人会議出版から刊行された灰山かずら(1931~)の詩集。著者は新潟県中魚沼郡生まれ、刊行時の住所は川口市。装画は著者、装幀は近野十志夫。 昭和二十年、日本の敗戦を堺に、幼い頃から私の目に焼きついていたもの、あるいは身に浸みていたも…