戦前小説戯曲

空にむかひて 若杉鳥子随筆集

2001年1月、武蔵野書房から刊行された若杉鳥子(1892~1937)の随筆集。 目次 雪のそり橋/朝日 想像 月下に立ちて 葬られざる自己 雨後の下渋谷―岡田八千代女史を訪ふ― 解放したる心の扉の記 不忍 闘ひ疲れて―荒廃せし一年間を筑波の山麓に― 再び上京して 我…

女の宿 大庭さち子

1941年5月、春陽堂書店から刊行された大庭さち子の作品集。装幀は伊藤悌三。画像は裸本。 目次 女の宿 牧人の道 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

虹の下の街・チエコとチヤコ株式會社  中村正常

1935年10月、アトリエ社から刊行された中村正常のユーモア小説。装幀・装画は清水崑。現代ユーモア小説全集第6巻。画像は函欠本。 目次 虹の下の街 チエコとチヤコ株式會社 退屈女房 隣同志の犬と猫 犬の夢とメロンの夢と 貯金の獎め 戀の壁穴ふりさけ見れば…

道化役 豊島與志雄

1935年4月、言海書房から刊行された豊島与志雄の短編小説集。画像は裸本。 目次 女客一週間 立枯れ 死の前後 常識 慾 千代次の驚き 道化役 別のれ辭 死ね! 椎の木 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

蘇生 豊島與志雄

1919年4月、新潮社から刊行された豊島與志雄の短編小説集。画像は裸本。 目次 生と死との記録 一人ぼっち 球突場の一隅 田原氏の犯罪 亀さんの死 煙草 開いたる瞳 黎明 時計を失くした話 蘇生 寺男の子 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

文学母胎 豊島與志雄

1942年12月、河出書房から刊行された豊島與志雄の作品集。画像は裸本。 本書の性質を一言しておく。 私は嘗て、李永泰なる人物を見まもっていた。彼の時折の行動について、四つの短篇小説を書いた。最後に、彼の決定的発展段階を示す中篇或は長篇を、書くつ…

餘裕(ゆとり) 上司小剣

1941年3月、東洋書館から刊行された上司小剣(1874~1947)の随筆集。 目次 塵外のいとなみ 鴉と猫とのたたかひ 能因法師 蝉丸の話 蹇物語 餘裕 無餘裕 口と腹と 人心を揉みこなす手腕 おかッかうな物 ゆかたと兵古帶 御堂關白と近衞さん 七五三のお祝 物資…

隕石の寢床 中村正常

1955年8月、芸術社から復刊された中村正常の短編小説集。底本は改造社版(1930年)。 目次 赤蟻 アリストテレスの後裔 隕石の寢床 時計の下の求愛 ポコの蜜月 ヨキ伯母さん物語 總理大臣のジャンケンポン NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで…

青木健作短篇集

1983年9月、春陽堂書店から復刻された青木健作の短編集。底本は1928年10月、春陽堂から刊行された。装幀は岡落葉氏。 目次 峠の夜 鼻 錆びたる鍬 寢部屋の人々 影なき人 嫁ぐ前 K――博士と刺客 行ける所まで 文字の印象 彷徨 大風の朝 五位鷺の死骸 骨 謎 鳩…

平田篤胤 伊藤永之介

1942年4月、偕成社から刊行された伊藤永之介(1903~1959)による平田篤胤の伝記。装幀は吉田貫三郎、挿絵は羽石弘志。 目次 久保田城下 泳いで渡る 常盤橋見附 讀書の聲 反古を讀んで 故鄕の友 下町の醫者 儒佛を罵る ねぢこむ坊主 府中の門人 一室に籠つて…

春園 横光利一

1938年4月、創元社から刊行された横光利一の長編小説。装幀は佐野繁次郎。 Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

日中出現 松岡譲

1929年11月、第一書房から刊行された松岡譲(1891-1969)の小品集。装幀は津田青楓。 目次 小麥わかれ 道風の蛙 影 植木屋の辨當 靈泉のほとりにて 時計狂 父祖の時代 アツプルさん 海の女 法然院 鈴蟲 ひぐらし 餅 寒茸 搖れ地藏 奇山感話 四つ葉の苜蓿 猫…

わが歌に翼ありせば 楢崎勤

1936年12月、慈雨書洞から刊行された楢崎勤(1901-1978)の長編小説。画像は函欠本。装幀は妹尾正彦。 目次 夢の後に 南國の蝶 孤獨なもの 美しき獸 酒場裏の人 暗い花 囚れた人々 斷橋 花火のごとく 遠望 深夜の薔薇 朝 幸福の翳 高原にて 哀歡の章 NDLで検…

嘉村礒多の妻ちとせ 太田静一/多田みちよ/原田克行

1993年10月、鳥影社から刊行された嘉村礒多の妻、ちとせの評伝。筆者は太田静一、多田みちよ、原田克行。装幀は野村美枝子。 目次 Ⅰ 礒多の妻ちとせの生涯 まえがき あとがき Ⅱ 礒多・ちとせの塋域 Ⅲ 墓参 Ⅳ チトセを生きる私 Ⅴ 付録 終の栖 宇野浩二ちとせ…

残されたもの 武田麟太郎

1941年8月、奥川書房から刊行された武田麟太郎(1904~1946)の長編小説。装幀は神保朋世。 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

鷗 大佛次郎

1943年8月、八紘社杉山書店から刊行された大佛次郎の長編小説。装幀は山下謙一。 目次 老人 冬暖かい日 若い鳩 家の中 籐のステツキ 空の人 薔薇少女 お猿畑 人間のこと カマクランシス 美青年 姑蘇城外 天と地の間 小さい神々 山上の人 NDLで検索日本の古本…

村梅記 白川渥

1942年1月、昭森社から刊行された白川渥(1907-1986)の短編小説集。装画は堂本印象、扉題字は木俣修。 目次 崖 直情派 柊の庭 頑童 朱い祠 村梅記 跋 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

憧憬 工藤みさを

1923年1月、越山堂から刊行された工藤みさを(1896-1931)の長編小説。画像は函欠本。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

女護の島 上司小剣

1924年6月、玄文社から刊行された上司小剣(1874-1947)の短編小説集。装幀は岡本一平。画像は函欠本。 目次 シヨパンの夕 港の雨 梅咲く庭 姉の縁談 櫻散る頃 盲目の戀 青葉の村 食人々種 屋上の亂舞 雲雀の宿 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

二〇世紀文学の黎明期――「種蒔く人」前後 祖父江昭二

1993年2月、新日本出版社から刊行された祖父江昭二(1927~2012)の評論集。カバー装画(木版)は村山知義。 目次 はじめに この本の意図と特徴と 第一章 「冬の時代」の堅氷を破ろうとした文学的いとなみ 一 有島武郎の試み 二 平出修と沖野岩三郎とのいと…

鯨の町 梶野悳三

1943年8月、錦城出版社から刊行された梶野悳三(1901~1984)の長編小説。梶野装幀は小谷良徳。 目次 甲板讀本 水夫長政長の一家 鯛吉出帆 水夫見習 船の生態 鯨 ドンガラ 港の灯 巨鯨を撃つ NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

女流作家 美川きよ

1939年3月、中央公論社から刊行された美川きよ(1900~1987)の長編小説。小島政二郎と愛人関係にあった。装幀は藤田嗣治。美川は画家・鳥海青児の妻。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

雨の降る日は天気が悪い 土井晩翠

1934年9月、大雄閣から刊行された土井晩翠(1871~1952)の随筆集。装幀・扉は岡本一平、見返しは木下義謙。 目次 序 アルプス山首先の登攀 苦熱の囈語 華嚴經と新井奧邃先生 雨の降る日は天氣が惡い(四章) 祝ひの文 漱石さんのロンドンに於けるエピソード …

徳山璉随筆集 徳山璉

1952年8月、輝文館から刊行された徳山璉(1903~1942)の随筆集。装幀は小出卓二。 徳山璉君を知ったのは、音楽歌手としてよりも、石黒敬七、高田保君らのやつてゐた風流倶楽部のユーモリストとしての方が、盛ろ多い位で、同君が戦時下に於ける明朗な存在で…

聖處女 室生犀星

1936年2月、新潮社から刊行された室生犀星の長編小説。挿画・装幀は恩地孝四郎。 目次 帆前船館にて 惡い歴史 正體 獵るひと獵られる人 場末 振子 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ささきふさ作品集 ささきふさ

1956年9月、中央公論社から刊行されたささきふさの作品集。編集は女流文學者會。 目次 おばあさん ゆがんだ格子 街上より 誰のダイヤ 中に立つ 思ひ合はす ある対位 春浅く 初秋の高原 ささき・ふさ小論 広津和郎ささきふさ年譜 大屋典一 関連リンク 葡萄の…

鶯 伊藤永之介

1938年10月、改造社から刊行された伊藤永之介(1903~1959)の短編小説集。装幀は福田豊四郎。 目次 梟 鶯 燕 鴉 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

雪の話 武田麟太郎

1941年9月、小山書店から刊行された武田麟太郎(1904~1946)の短編小説集。装幀は柳瀬正夢。 目次 雪の話 「毒婦傳」 時の間に 面影 掃除夫になる 好きな場所 二本の枝 結びつき 娘 心境 分別 情婦 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

小説集 丸の内草話 岡本かの子

1939年5月、青年書房から刊行された岡本かの子の作品集。装幀は岡本一平。 目次 丸の内草話 ある時代の靑年作家 眞夏の幻覺 酋長 健康三題 はつ湯 春の濱別莊 ゆき子へ 橋 噴水物語 汗 好い手紙 かの女の朝 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオク…

反抗 豊島與志雄

1922年3月、新潮社から刊行された豊島與志雄の長編小説。画像は裸本。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索