荒地

現代詩作法 改訂決定版 鮎川信夫

1963年10月、思潮社から刊行された鮎川信夫(1920~1986)の詩論集。牧野書店版(1955年)の改訂版。 目次 第一部 現代詩とは何か 序章 現代詩の特徴 歌う詩から読む詩へ 今日の詩人がおかれている状況 内部と外部をいかに調整するか 本書の目的 いかに書か…

放曠 加島祥造詩集

1990年12月、書肆山田から刊行された加島祥造(1923~2015)の第2詩集。装幀は青山杳。 目次 + 雪解の水のように 春の裏表 山中の礼譲 兇事願望 愁いの路は 聞えない声 若いコオロギ となりにいない友に 林のむこうに ++ 淋しい魚の眼 お前のまだ生れないこ…

荒地詩集 1954

1954年2月、荒地出版社から刊行された「荒地」同人のアンソロジー。 目次 I 詩篇 幻を見る人・田村隆一 遠い聲・冷たい夢・北村太郎 男たち・伊藤尙志 ある男の風景・鮎川信夫 詩法・高野喜久雄 短い銃身・衣更着信 逃亡者と影・黒田三郎 盲目の岩・高橋宗近…

5分前 田村隆一詩集

1982年6月、中央公論社から刊行された田村隆一の詩集。装幀は生野一樹。 目次 暁の死線 雑事 歯 島 猫町 螺旋状の断崖 ぼくはまだ砂漠を歩いたことがない 眠れ 緑色の観念形態 もう一つの世界 指と手 レインコート その後のレインコート レインコートが出て…

悪の花 北村太郎詩集

1981年10月、思潮社から刊行された北村太郎の詩集。 目次 悪の花1 悪の花2 悪の花3 悪の花4 悪の花5 悪の花6 悪の花7 悪の花8 悪の花9 悪の花10 悪の花11 悪の花12 悪の花13 悪の花14 悪の花15 悪の花16 悪の花17 悪の花18 悪の花19 悪の花20 悪の花21 悪の…

すてきな人生 北村太郎詩文集

1993年3月、思潮社から刊行された北村太郎(1922~1992)の遺文集。装幀は芦澤泰偉。 目次 詩篇 海の瞳 消える町 鏡をぬけて 猫たち 夜の海まで 凍雲 雲の目 ドジョウの影 夜の集会 北鎌倉 テレビなしの甘い生活 極楽寺へ すてきな人生 白と黒 八月の林 エッ…

路上の影 北村太郎詩集

1991年6月、思潮社から刊行された北村太郎(1922~1992)の詩集。装幀は平出隆。 目次 Ⅰ 出口 寒い朝 月の感情 冬の生活 墓上の家 入梅まで* ベンチにて 頭のなかのネズミ Ⅱ 雪姬 みやこの花 いつだって 十年前 ルナティック 実質 猫なるもの 路上の影 冬の…

詩人の書 疋田寛吉

2006年3月、二玄社から刊行された疋田寛吉(1928~1998)の評論集。編集は岡本勝人と森高雲。 目次 詩人の書 はじめに 西欧の詩を種として産声を上げた明治の新しい日本の詩 「千曲川旅情のうた」島崎藤村の詩書 詩歌の書と近代詩の書の違い 詩の書を求めて…

夢に夢みて 中桐雅夫詩集

1972年12月、葡萄社から刊行された中桐雅夫(1919~1983)の第3詩集。 わたしは、この十月で五十三歳になった。詩集は、高村光太郎賞をもらった「中桐雅夫詩集」(昭和三十九年)以来、長田弘君編集の同名の文庫本詩集(昭和四十六年、以上思潮社刊) についで、…

渇いた心 黒田三郎詩集

1957年、昭森社から刊行された黒田三郎(1919~1980)の第3詩集。挿画は福澤一郎(1898~1992)。 一九五〇年から五四年までの五年間に、僕がかいたのは、この六篇の作品だけである。 これが詩といえるかどうか、作者としては、ここにひとるの「渇いた心」が…

失はれた墓碑銘 黒田三郎詩集

1955年6月、昭森社から刊行された黒田三郎(1919~1980)の第2詩集。戦前、原稿状態になっていた三冊の詩集『罌粟に吹く風』『影の狩猟者』『悲しき女王』を再構成し一冊の詩集としたもの。 目次 第一部 道 砂の道 砂上 未来 またあした 第二部 見てゐる眼 …

ぼくの現代詩入門 北村太郎

1982年7月、大和書房から刊行された北村太郎(1922~1992)の詩論集。装画は田中靖夫。装幀は菊地信義(1943~)。 詩の詩 若い読者に まず第一にたいせつなのは背すじをすっきり伸ばすことそうしなきゃ見えてこない詩の目 つぎに忘れてならないのは底なしの…

ノスタルジック・ポエジー 戦後の詩人たち 岡本勝人

2000年4月、小沢書店から刊行された岡本勝人(1954~)の詩人論集。表紙は三田村和男(1943~)「ある土曜日の朝」。 今日の社会の暗澹たる姿は、経済だけでなく、構造的に社会をささえてきた近代的システムの枠組みの終焉であるといわれている。 柄谷行人は…

庚申その他の詩 衣更着信詩集

1976年7月、書肆季節社から刊行された衣更着信(1920~2004)の第2詩集。装幀は政田岑生(1936~1994)。 わたしは詩集を出すのが大変おそくて、「衣更着信詩集」(思潮社)は昭和四十三年であった。この「庚申その他の詩」は、それに続く二冊目である。 本…

新年の手紙 田村隆一詩集

1973年3月、青土社から刊行された田村隆一(1923~1998)の第5詩集。装幀は池田満寿夫(1934~1997)。 目次 村の暗黒 不定形の猫 緑色の顔の男 おそらく偉大な詩は ある詩人の肖像 モナッシュ大学日本語科に留学する日向君に 大陸横断列車内のわが性的経験 …

日日変幻 牟礼慶子詩集

1972年5月、山梨シルクセンター出版部から刊行された牟礼慶子(1929~2012)の第3詩集。装幀は安部真知(1947~1993)。「現代女性詩人叢書 」6番。(安倍真知は安部公房夫人) 風景というものを、四角に切りとった平面にしか見なかった若年のころ、私はいつ…

荒地詩選 荒地同人会

1980年1月、国文社から刊行された「荒地」詩選の新装版。元版は1957年の荒地出版社版。 目次 鮎川信夫集 伊藤尚志集 加島祥造集 木原孝一集 北村太郎集 衣更着信集 黒田三郎集 佐藤木實集 鈴木喜緑集 高野喜久雄集 田村隆一集 中桐雅夫集 中江俊夫集 野田理…

若い荒地 田村隆一

1968年10月、思潮社から刊行された田村隆一(1923~1998)の回想録。装幀は栃折久美子(1928~)。解説は鮎川信夫(1920~1986)と中桐雅夫(1919~1983)。 目次 一九二三年 不良少年の夜 非望のきはみ 冗漫且つ遠廻しな辯明の巻 三好豊一郎の禿頭 ペルセポ…

港の人 北村太郎詩集

1988年10月、思潮社から刊行された北村太郎(1922~1992)の長篇詩集。第40回読売文学賞受賞作品。2017年9月、単行本未収録詩篇4篇と平出隆による解説が付いた新装版が出版社「港の人」から刊行された。 八年前から住んでいる横浜市中区はおもしろいところで…

四千の日と夜 1945-1955 田村隆一詩集

1956年3月、東京創元社から刊行された田村隆一(1923~1998)の第1詩集。装幀は勝呂忠(1926~2010)。解説は鮎川信夫(1920~1986)。 田村君の詩集「四千の日と夜」は、戦争を通って生きて来た若い人の良心の記録である。若い人だけが持っている、抵当に入…

非亡命者 野田理一詩集

1974年、限定200部の私家版として制作された野田理一(1907~1987)の詩集。 この書物の内容は、あの困難な時期(1935―51)への回答として残った私的な言語意識の集積であって、戦前の五、八の二編は表現形体としては例外的なものである。「…一九三四年とい…

青い廃墟にて 田村隆一対話集

1973年11月、毎日新聞社から刊行された田村隆一(1923~1998)の対談集。装幀は安東澄。 目次 原初の飛行機乗り 大江健三郎 流動する時代と人間 高橋和巳 言語と世界について 大岡信 ぼくたちのアメリカ旅行 谷川俊太郎 体験的アメリカ論 池田満寿夫 下町に…

現代詩入門 黒田三郎

1966年9月、思潮社から刊行された黒田三郎(1919~1980)による現代詩入門書。1961年版の改訂版。 現代はインスタント時代と言われる。何でも即席で間にあうものがはぶりをきかす時代である。「現代詩入門」というような書物も、インスタント・コーヒーなみ…

木原孝一詩集 1946-1956

1956年9月、荒地出版社から刊行された木原孝一(1922~1979)の第1詩集。解説は黒田三郎(1919~1980)。 目次 I 遠い國 遠い國 遠い國 豫感 魔術 聲 檻 最後の戰鬪機 時と河のながれ 場所 Ⅱ 彼方 彼方 彼方 彼方 彼方 彼方 彼方 冬の旅 Ⅲ 幻影の時代Ⅰ 幻影…

中江俊夫詩集1 

1973年3月、山梨シルクセンター出版部から刊行された中江俊夫(1933~)の第6詩集。 収録作品はおよそ一九五〇年十一月より一九五六年二月までの間に書いたものである。この五年数ヵ月間の大部分の仕事をすでに僕は二冊の詩集として、――『魚のなかの時間』は…

死と死のあいだ 黒田三郎

1979年3月、花神社から刊行された黒田三郎(1912~1980)の評論集。装画は伊谷知治。 「死と死の間」というのは、ひとりの人間が心の中で思っている死と、実際の死との間というほどのことである。つまり生、と言ってしまえば身も蓋もない。人生をこういうふ…

来歴 牟礼慶子詩集

1960年6月、世代社から刊行された牟礼慶子(1929~2012)の第1詩集。装幀は長尾みのる(1929~2016)。解説は鮎川信夫(1920~1986)。 牟礼さんの詩に、私が初めて接したのは、六、七年前のことであつたと思う。この詩集の第Ⅰ部に収められている「山羊」「…

路上のたましい 牟礼慶子

1992年10月、思潮社から刊行された牟礼慶子(1929~2012)による鮎川信夫(1920~1986)評伝。装幀は芦澤泰偉。 目次 路上のたましい 転生のたくらみ 「荒地」以前 「荒地」の原風景 同時代の遺産 何者でもない存在として 帰還 あわれな生命を養う場所 君の…

犬の時代 北村太郎詩集

1982年12月、書肆山田から刊行された北村太郎(1922~1992)の第11詩集。 目次 墓地の門 夏の手紙 青い首 一点として一面に a night of dog days パーネル、最後が大失敗 レッド・シー 氷川丸 天気図 ススキが風上へなびくような 固体のごとく 骸骨の足音 ND…

おわりの雪 北村太郎詩集

1977年9月、思潮社から刊行された北村太郎(1922~1992)の第5詩集。装幀は渋川育由。 目次 冬林 もどり梅雨 直喩のように アラベスク おわりの雪 死の死* 死の死** 習字 夢につづいて 夏の中心 空 蛸 死の死*** 死の死**** 秋霖 冬の目 きみの人…