1976年8月、思潮社から刊行された川崎洋(1930~2004)の第4詩集。装幀は田辺輝男。
一九七一年十二月に出した詩集「祝婚歌」以降一九七六年七月までに、新聞、雑誌「櫂」などに発表した詩作品を集めて、一冊の詩集として出して頂けることになった。思潮社の八木忠栄さんには特にお世話になった。心から御礼申上げる。(「メモ」より)
目次
- 象
- 漠
- やさしい魚
- 鳥
- 花
- 花
- 感傷的な唄
- 地下水
- 方程式
- 天使
- たった今
- タックル
- ラグビー
- サッカー
- 走る
- 1回2分0秒KO
- カウント
- 童歌擬(わらべうたもどき)
- 唱える
- 罵る
- ゆびきり
- 数える
- 言葉ふざけ
- ウソ
- ある登場人物についてのメモ
- かかわり
- 気が滅入ったときの唄
- あんかおろす
- らくがき
- もうひとつの
- 物の名のみで話をしたい
- きみにとってぼくは
- 壺
- ほほえみ
- みんな絵文字で
- 不得要領の話をしよう
- アイ・セイ
- 純白の
- 音楽のとき
- 詩について
- 海で
- 海をみている
- 海よ
メモ