2017-08-13 飛びたたせなかったほうの蝶々 岬多可子詩集 岬多可子 ラ・メール 2015年8月、書誌山田から刊行された岬多可子(1967~)の第5詩集。 目次 飛びたたせなかったほうの蝶々 蟻のあまさ 解体 島 夜のうちに かたまりというもの いつづけるひと 遺された夏 白い闇のほうへ 賦香紙 くすりくすらりすく けのものやら 夜の市 舌の件 さるびや亭 けむりの夜 黄の苔 縁屋 淵屋 駅前広場 体育 肉というものも赤暗く点されて、十二夜 狩り ざくろ いちじく――内側の、深く赤いところ 琉金 裂々 針の小箱 北東の部屋 水室 夜のような器の声――あとがきにかえて NDLで検索Amazonで検索