花輪線へ 吉田文憲詩集

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 1981年6月、砂子屋書房から刊行された吉田文憲(1947~)の第1詩集。装本は倉本修。附録の栞は、瀬尾育生(1948~)「吉田文憲の詩について」と鈴木志郎康(1935~)「不在を走る言葉」を収録。

 

この詩集は、一九七六年以降「現代詩手帖」「早稲田文学」「現代批評」「四次元」などの商業誌と「危地」「千秋」などの同人誌に発表された作品から構成されている。但し、「けものたち」と「死にゆく者」は一九七六年に発行され友人達を中心に三十部ほど配った『衰弱』という詩集(むしろ覚書?)から採られている。(「覚書」より)

 

目次

  • (丘のうえ)
  • 白昼夢の丘で
  • 訪れた日に
  • 情痕
  • 物語の人
  • 沼のほとり
  • 花輪線
  • 危地のめぐり
  • 空域
  • 葬送
  • (…………)
  • 死にゆく者
  • 失踪
  • けものたち
  • 北枕から
  • 奈落から

覚書


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