1963年12月、昭森社から刊行された服部嘉香(1886~1975)の評論集。
目次
はしがき
本論の一
- はじめに
- どういう時代であつたか
- 詩草社と『詩人』
- 口語詩第一作
- 東明説による口語詩
- 柳虹の歴史的作品
- 諸家の批評
- 「塵溜」とそれ以後
- 口語詩と東明・介春・御風
- 二詩に対する批評
- 語法・語脈の一現象
- 詩と散文の問題
- 散文詩の問題
- 泡鳴・嘉香の論争
- 口語詩・自由詩・断片詩
- 内容律と印象律
本論の二
- 柳虹の詩史的地位
- 柳虹の業績評価
余論1
- 口語詩の名称について
- 自由詩への要望
- 自由詩の名称について
- ローマ字詩について
余論2
- 『詩学』の本質論と新律格論
索引