1991年6月、書肆山田から刊行された川田絢音(1940~)の第6詩集。装画装幀は加納光於(1933~)。
目次
- 馬
- 痩せて
- リーノの別荘
- 縞柄
- 夜の陸橋
- D
- 崩れる
- プールの裏側
- 実行力
- そうっと
- 白い文字
- 血のコップ
- オルガン
- 芝生で
- 旅の光景
- マリオ・マリオッティ
- 愛撫
- 二という数
- 幼児と
- 大学都市
- 棘、ナイフのように
- 散歩
- rosè
- 演奏会
- いいえ
- 白い雲が
- 夜の庭
- 演劇的な行為
- 目蓋をめくられる
- 石粒
- 骸骨の人
- グラジオラス
- 三つの夢
- 額
- そういう方法
- 生け垣
- 斑点だらけ
- 白い箱
- 静かな人
- 犬と食事
- 畳
- 余ってしまう気持
- 重い鞄
- 並木道
- メガホンのような両手首
- 淡い血
- 空中楼閣
- セッティニャーノヘ
- 瞬時のこと
- 展覧会のための
- 釘が
- 蛙
- そのシリンガー
- 怖い小人
- 女友達
- 野良犬や野良猫
- 赤ん坊
- 手紙
- ビゼルタ港
- Sさんの軀
- 松葉杖
- それが、美
- 逃げる姿勢
- 水のないプール
- 小さな蛇になって
- 重い心
- 現場
- 夢を散りばめた紙
- 老女優
- 詩集
- 見知らぬ土地
- 銃殺
- 二枚の布
- 笛