1970年12月、飯塚書店から刊行された城侑(1932~)の第3詩集。装幀は田島征三。
目次
I
- 涙
Ⅱ
- 春
- 蛙
- 旅
- 歌
- 二つの町
- 短いズボン
- 号泣
- 立入詐止
- 再現
- 神話
- 二人きりです
- 可能なこと
- 自由について
- 一つのヒント
- 権力または部屋
- あるひとりの女性の告白
- 俳優
- 海のことではない
- 誤解
- モーレツ社員
Ⅲ
- メーデーの朝
- 最初の道
- 耳うち
- ある職制
- ながい時間
- かばん
- 日比谷の森
- 本日は晴天なり
- 怒りにふるえて立っている
- 「帰休兵」
- 臓腑
- 沖縄からの手紙
- 詩について
- 喚声
- 死について
- 返還
あとがき