2017-10-26 童笛を吹けども 室生犀星 室生犀星 1947年5月、弘文堂書房から刊行された室生犀星(1889~1962)の長編小説。アテネ文庫18。 「童笛を吹けども」はあたらしく書き下ろしたものである。作者は何を捉へようとして書き綴つたかは、自ら語るの後には肯つけるやうに思はれる。私は自分の文學的な生ひ立ちに向つて敬禮していいいかどうかも、やはり未解決のままにして置きたいのである。 (「跋」より) NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する