1979年12月、思潮社から刊行された入沢康夫(1931~)の詩論集。装画はダ・ヴィンチ。
目次
詩的関係についての覚え書 一九七七
- 1迂路と直路と
- 2迂路から迂路へ
- 3騙る主体(その一)
- 4騙る主体(その二)
- 5騙る主体(その三)
- 5 bis化鳥の変貌
- 6騙る主体(その四)
- 7「作者」と「読者」
- 8「詩人とは誰か」をめぐる断章
- 9異化道断・言語同断
詩の在り処 一九七七
- 『いいだ・もも詩集』と詩的青春
- 散文詩は何処へ
- 「文学研究」の「方法」
- 六〇年代後半の詩の問題
- あるモダニズム詩人の変貌
- 「蛇足の面白さ」について
- 詩歌作品の「読み解き」
- 選詩集の愉しみ
- 吉増剛造の詩の新展開
- 大自然のポエジー
- 唄と語りと
- 一人の〈著者〉の死
- 幻の「流れる木(フローズン・ツリー)」
- ブリュッセルの劇場火災
詩の発見 一九七八