荒地詩集 1957

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 1957年10月、荒地出版社から刊行された「荒地」グループのアンソロジー。

 

目次

詩篇

  • 首都へ・吉本隆明
  •  恋唄 恋唄 二月革命 首都へ
  • 小さなユリと・黒田三郎
  •  この道のしずかさに しずかな朝 顔のなかのひとつ 夕方の三十分
  • F医師の死・佐藤木実
  •  夢 波 F医師の死
  • パスポート・衣更着信
  •  ばくちうち 海辺 インド人 海に降る雨 へたな詩人 夢から 編集者 パスポート
  • 泡の箱・野田理一
  •  マティアリズムの音質について オブジェの蒸発 木の口をした記憶 非ウィリアムソン回路 コップの形についての諸条件 砂漠は時間の密度である 存在の不安 オートメーションでどうぞ 形の悪い音 地図の中心は人間である 詰めと吸口 上衣の縫目 ガラスの紙 失望の構造的政治性 出水記録とパンの降る地上
  • 最も暗い月、三月・鮎川信夫
  •  ある記念写真から 秋思 最も暗い月、三月
  • 詩二篇・加島祥造
  •  きたるべき冬のために 鍵の向うの闇
  • A Lonely Hunter・松田幸雄
  •  淋しい日曜日 鉛の腕 聖夜 虹 戦場 孤独な狩人
  • 呪いのなかで・三好豊一郎
  •  小さな骸 わが友よ―おれは… 小さな証し
  • 蝶番・内海泰
  •  ニュース館 ながれ 蝶番
  • 密使・木原孝一
  •  遠い国 影のなかの男 コンクリイトの男 密使
  • 接吻・鈴木喜緑
  •  悪い精神 接吻 おなじく おなじく そつと おなじく 二度目
  • 一つの文字を・高野喜久雄
  •  枇杷の実 耳を いくどか 雪よ小止みなく 道凧 一つの文字を
  • もしまた夜が愛といつたら・中江俊夫
  •  二十三才 盆のうた もしまた夜が愛といつたら 鼠たちの行商人 裏口 電柱の蔭での逢引 腸の世界 路上で
  • 山の中の結論・城侑
  •  鯨 畸型論 所有者 山の中の結論
  • 悪い男・牟礼慶子
  •  未来へ 薔薇色の夜明け 悪い男 見知らぬ恋人 誰かが… 落日 捧げもの
  • 三十九年・中桐雅夫
  •  ある代議士の葬儀 泥の… 高利貸の嘆き 誓約者 それなのに… ちいさな遺書 詩人の嘆き 白い杖 私の猫 にがい水
  • 天使・田村隆一
  •  日没の瞬間 帰途 天使 星野君のセント

現代アメリカ詩人集
 W・H・オーデン ヘイドン・カラス ジーン・ダーウッド リチャード・エバハート ウイリアム・ガードナー ロバート・ヒリヤー ロバート・ホーラン ロルフ・ハンフリーズ ランドール・ジャレル ロバート・ロウエル W・S・マーウィン フイリップ・マレー ハワード・ネムロフ ジェシカ・ネルソン・ノース ケネス・パッチェン フレデリック・プロコッシュ セホドア・レトキー W・T・スコット カール・シャピロ デルモァ・シュワーツ W・スティーヴンズ リチャード・ウィルバー W・C・ウイリアム

フランス三人集
 ルネ・シャール アンリ・ミショオ ジャック・プレヴェール

エッセイ

 

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