荒地詩集 1952

f:id:bookface:20180329162430j:plain

 1952年6月、荒地出版社から刊行された「荒地」グループのアンソロジー。

 

目次

I 詩篇

  • 榮光・中桐雅夫
  •  詩 遍歴 夜明け 國 Thanatopsis 電車 Angst 夜 少女 對話
  • 立棺・田村隆一
  •  幻を見る人 豫感 生きものに關する幻想 月光 立棺
  • 現代史・堀田善衞
  •  序の歌 潟の風景 Nel mezzo della camin di nostra vista……の詠唱と合唱
  • 神の歌・牧野虚太郞
  •  鞭のうた 花 復讐 神の歌 聖餐
  • 妻の歌える・黑田三郞
  •  雪の降りさうな 罌粟 見ている眼
  • ブルーズ・加島祥造
  •  Light Verse 君にとつて
  • 星と襤褸・高橋宗近
  •  滴り 星 空間 早春 今日 球乗り 部屋 眠つている人 紋章ノアル夜ニツイテ 僕達ノ一日ノ衣装ニツイテ 来歴ニツイテ
  • 亡命・野田理一
  •  「危機」からの合唱 「危機」からのステートメント 階段の人 何がその日の屋根を 地獄の他の季節 政治的他殺 新年の祈り 驅立てられる人々 地に荒涼たる光を 越境者 曝された背後 砂漠 アクセント
  • 無名戰士・木原孝一
  • 無風帶・栗山脩
  •  孤獨について この匿れた季節に
  • 田園・衣更着信
  •  挽歌 左の肩ごしに新月を見た 田園 棄てられた札
  • 部屋・伊藤尚志
  •  部屋 窓
  • 地の人・北村太郞
  •  庭 地の人
  • あなたの死を超えて・鮎川信夫
  •  夜と孤獨について トルソについて Le Crique 裏街にて 秋のオード 行人 あなたの死を超えて
  • 默示・三好豊一郞
  •  春の祭り 黙示 いけにへ 自然の聲 嗾しかけられた奴ら

II エッセイ
詩人の運命・黑田三郞
 1詩の難解さについて
 2民衆と詩人
流血・堀田善衞
自由主義者の悲劇(スペンダアの『ある判事の裁判』について)・中桐雅夫
ニッポン・加島祥造
地獄の發見・鮎川信夫

III 解說
荒地詩集をいかに讀むか・黑田三郞 田村隆一 中桐雅夫 鮎川信夫

 


NDLで検索
Amazonで検索
日本の古本屋で検索

ヤフオクで検索