1975年5月、カルチャー出版社から復刊された杉捷夫のフランス文学評論集。元版は1952年三笠書房版。解説は山田𣝣。
目次
新版の序
旧はしがき
第一部 批評論
- 1批評
- 2近代批評
- 3文学史の問題
- 4文学史の方法
- 5古典主義の文学
- フランスを主として―時代と思潮
- 古典文学(ギリシア、ローマ)への傾倒
- 合理主義
- 古典主義の理論、とくに「三単一」の規則
- 6再論古典主義時代
- 7十九世紀末のフランス文学
- 自然主義
- 象徴主義
- 8フランスの自然主義
第二部 作家論
- 1朝の詩人―ヴィルドラックのこと
- 2『とかれた猿ぐつわ』に寄す
- 3小説家モーリヤック
- 4ジイドの歩いた道
- 5ジイドの態度について
- 6ジュリアン・バンダ
- 7バンダとマルロー
- 8バンダの『デモクラシーの大試練』
- 9バンダの哲学対科学
- 10ルゾールの小説論
- 11アルベレースの小説論
- 12小説断想
- 13フランス作家とドイツの幻影
- 14小説の『カルメン』
- 15『女の一生』
- 16ルソーと近代精神
- 17スタール夫人の『文学論』と『ドイツ論』
- 18フランス・ローマン派の人びと
- 19サントーブーヴとユーゴー
- 20ジョルジュ・サンドの小説
解説に代えて 山田𣝣
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