2005年4月、東洋図書出版から刊行された大佛文乃（1938～1997）の全詩集。編集は大佛文乃全詩集刊行会編集委員会。編集委員は、秋吉康、荻原達昭、角田禮子、藤原多美子、山本寛嗣。
目次
Ⅰ
詩集 紅皿
- 青いからす
- Nの習性
- 病室
- 生家
- おとこ
- おんな
- 急死した友へ
- 週末
- 虹
- 鎖
- 母系家族
- 紅皿
- 縛る
- 袖
- 帯
- 鉄車
- 二月の自画像
- あい・別離
詩集 片目の魚
- 塩気場
- 叩石
- 髪結たきさん
- 影膳
- もう様と蛇
- 沼
- 片目の魚
- 痛み
- 長谷への道
- 風
- 童女
- 水車の音
- おせん淵
- 鬼の時間
- 棲息
- 血筋
詩集 冬の花わらび
- 葛の花
- 鷺草
- 冬のわらび
- おきな草
- 羊歯
- 薊
- 筆草
- 反魂草
- せんぶり
- 忍冬
- 藪柑子
- どくだみ
- みそはぎ
- いがなすび
- 狐のかみそり
- 寒椿
- 雪花
- 長谷の四季
Ⅱ
エッセイ
広報あとう
文芸誌 無蓋車・遠山・椹野・山頂
- 父の面影
- 老いゆく姿
- 自然になじみて
- 或夜の事
- 暮れ時の山
遺稿（未発表作品）
詩集あとがき
- 紅皿
- 片目の魚
- 冬のわらび
- 梵天のをんな
序文
- 冬の花わらび 影絵の女 丸山豊
- 詩画集「おせん淵」の枝折として 丸山豊
跋文 和田健
掲載詩集作品対照表
年譜
あとがき
