2018-05-09 吉本隆明論 遠丸立 吉本隆明 その他評論評伝 1969年3月、仮面社から刊行された遠丸立(1926~2009)による吉本隆明論。装幀は山本美智代。 目次 Ⅰ 近親憎悪と階級憎悪 落下と肉声――「情況の止揚」とはなにか 論争論――世代論への提言 視者の体験――『言語にとって美とはなにかⅠ』 『言語にとって美とはなにか』に関するノート 『幻想の学』への指向――『自立の思想的拠点』 Ⅱ 「反」の主導する時代――唐木順三と吉本隆明 憎悪の思想化 時代転倒性としての実存 「政治の死」あるいはユートピア――埴谷雄高と吉本隆明 詩人と追憶――全著作集『初期詩篇Ⅰ』を手がかりに Ⅲ 戦後的人間――丸山真男と吉本隆明 Ⅳ 求道の批評と遁走の批評 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索