1943年12月、藤蔭會から刊行された藤蔭静枝(藤蔭静樹 1880~1966)の歌集。装幀は和田英作。画像は函欠本。藤蔭は永井荷風の前妻。
目次
序・佐佐木信綱先生
- 麻の花
- 君が家
- 龍膽
- ひとり
- 落葉のをどり
- 白鳩
- 折々に
- 伊豆吉奈温泉
- 山城町
- 柏崎
- 歸り來て
- 福地先生を悼む
- 夕雲
- 犬吠岬にて
- 小庭
- 越後路
- 全快祝賀舞踊會
- この秋
- 酒瓶
- 淺間の煙
- 惜春賦
- 荒鷲
- 母逝く
- 伊豆の海
- 野の家
- 牡丹八章
- 霞町より
- 花舞臺霞の猿曳
- 肇國の舞
- 雪の朝
- 松風
- あけくれ
- この道
- 移り來て
- 郁子
- 火曜會の集りに
- 青竹
- 雜詠
- あやまち
- 温泉路
- 螺鈿の箱
- 舊乃木邸
- 大皇軍
- 故郷
- 寒風
- 伊豆の春
- 五十年の道
- 明けゆく空
- 五十囘記念公演
- 宿の藤
- 舞の旅
- 庭前小情
- 道のきはみ
- 信濃川原
- 御墓にて
- 蘇鐵
- 日本の母
- さきはひ
- 思ひ出を
- なやみ
- 旅だち
- 海外の旅
- その後
卷末に・著者